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安 直樹(やす なおき、1977年10月6日)は茨城県ひたちなか市出身の車いすバスケットボール選手。 == 来歴 == 人一倍スポーツが好きで、活発な少年時代を過ごしていたが、14歳の時に左足股関節骨の病気のために受けた手術を受ける。しかし手術ミスによって、重い後遺症を持つようになった。障害を負った時の気持ちを、「当時自分には、障害者=最悪というイメージがあって、自分がそうなったことのショックが大きかった。同級生に見られるのも嫌だった」と振り返っている。 一時は不登校になったが、母の勧めで見学に行った車椅子バスケを見て、障害を感じさせない迫力あるプレーに魅了されはじめ、自らも没頭するようになった。以後、車椅子の格闘技とも呼ばれる激しい競技の第一線で活躍する選手に成長し、現在では「手術をミスしてくれて感謝しているぐらい」とコメントしている。 また、車椅子バスケットボールを「イスバス」と呼び、より一般的に認知してもらえるよう積極的に活動をしている。現在ではウェブ辞書でもイスバス(Yahoo辞書 )が掲載されるほど広く浸透しており、障害者スポーツの認知や理解獲得に貢献しているアスリートの一人となっている。 日本を代表するアスリートとして海外チームで活躍するとともに、国内の小中学校等での講演活動も行っている。「僕のプレーを通して“本気で何かを好きになること”の大切さを伝えたい」と語り、障害者のみならず健常者の子供・保護者達にも大きな影響を与えている。 エイベックスに所属し、年俸500万(推定)というトッププロ選手であった。 2014年7月、「東京パラリンピックで結果を出したい」との意志から、20年以上のキャリアのある車椅子バスケットからの引退を電撃表明。 引退後は、陸上、水泳以外の夏期種目にチャレンジ。 2015年3月車椅子フェンシングを初め、翌4月には日本代表に選出。 7月にはワルシャワで行われたW杯に出場。 全敗で一次リーグ敗退ながら、「東京で結果を出すという事を考えれば、行って大正解。それに完封敗けは一度もなかった」と前向きな発言。 東京パラリンピック開催時には42歳を迎るが、「フェンシングに出会えて、本当によかった」と語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安直樹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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