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安芸戸島駅(あきとしまえき)は、かつて広島県安芸高田市向原町戸島にあった、鉄道省(現・西日本旅客鉄道(JR西日本))芸備線の簡易停留場(廃駅)である。 当駅は、吉田口駅 - 向原駅間にある、地ヶ原踏切の脇に所在していた。 == 歴史 == 1929年(昭和4年)に、芸備鉄道が旅客確保のために車両の短い客車のガソリンカーが登場し、このガソリンカー専用の駅として、1930年(昭和5年)4月25日に戸島停留場(としまていりゅうじょう)が設置された〔『鉄道停車場一覧. 昭和9年12月15日現在』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。1937年(昭和12年)に芸備鉄道が国有化〔『鉄道統計. 昭和12年度 第3編 監督』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕され国鉄芸備線になったことに伴い、当駅が安芸戸島駅に改称された〔「鉄道省告示第209号」『官報』1937年6月25日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。1941年(昭和16年)8月10日、戦争によりガソリンカーの減少とともに当駅も営業休止(事実上の廃止)となった。 現在は、当駅を思わせるような形跡はなく、2015年(平成27年)の芸備線100周年を記念に、近隣の人により地ヶ原踏切に当駅があったことを示す看板が設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安芸戸島駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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