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安藤まほろ : ミニ英和和英辞書
安藤まほろ[ふじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 

安藤まほろ ( リダイレクト:まほろまてぃっくの登場人物#美里家 ) : ウィキペディア日本語版
まほろまてぃっくの登場人物[まほろまてぃっくのとうじょうじんぶつ]

まほろまてぃっくの登場人物では、中山文十郎原作・ぢたま(某)作画の漫画、及びそれを原作とするアニメまほろまてぃっく』に登場する架空の人物について解説する。
== 美里家 ==
;安藤まほろ(あんどう まほろ)(V1046-R型 ヴェスパー・ハイパー・ソルジャー MAHORO)
: - 川澄綾子
:「ヴェスパー」が生み出した最強の戦闘用アンドロイド。残り稼働日数が僅かになった事を契機に引退を許可された為、メイドとして美里家で働き始める。
:美里家に来た当初は「まほろ」とだけ名乗っていたが、家庭訪問にきた式条に名字を尋ねられたところ、まほろが「アンドロイドですので姓はありません」とバカ正直に答えてしまい、それに慌てた優が「アンドロイド」というのを誤魔化そうとして思わず「安藤さんっ!」と叫んだので、そのまま「安藤まほろ」と名乗るようになった。製造されてからの起動日数は9年ほどであったが、周りには年齢19歳、恵比寿生まれで三姉妹の長女、父の仕事の関係で海外を転々としながら育ったとしている。また、緋立市立第四中学校に潜入した際には鈴木まほ子というもう1つの偽名を使うこともある。任務の為に白菊女子学園へ通学した事もあり、その際のあだ名は「まぼ」。
:明るく優しく真面目で「完璧な心」を持つとされる一方、天然ボケであったり、時には暴力的な一面も持つ。特にえっちなものには厳しく、「えっちなのはいけないと思います!」が口癖。この言葉の由来は複数あり、アニメ版では優の父、美里良がエロ本を隠した際に咄嗟に発した言葉だった。原作では後述するアークから受け継がれた台詞と考えられる。
:元々貧乳を気にしていたが、式条先生の嫌がらせにより完全なコンプレックスになってしまう。周囲の貧乳の者同士で共鳴することも多いが、ヴェスパー上層部に豊胸改造を依頼するなど巨乳願望は強い。一方、自らの乙女心を犠牲にする事で必殺技「貧ちちアタック」を放つ事も出来る。
:戦闘用であるにも関わらず、千鶴子の舌を唸らせるほどの料理を作ったり、ゴミ屋敷と化していた優の部屋を短期間で片付けるなど家事能力はプロ級。更に車両、航空機など多数の免許を取得しており、完璧にも見えるが「なんでも形から入りたがる」為、変装や潜入任務は苦手。
:趣味は歌を口ずさむ事と映画鑑賞。映画に関しては時代劇007シリーズに深い造詣を持つほか、B級アクション映画を好む傾向にある。
:眠気を我慢して極限状態になると、なぜか頭から無数のひよこが出現し、自身と周囲の人間を眠らせてしまう。これはヴェスパー幹部にすら疑問視されている謎の現象だったが、原作では後述のマホロ博士がアークに「眠気」という感情を学習させようとした一件が由来と明かされた。
:下手な変装で潜入任務に挑んだり、山中でワライダケを拾い喰いして中毒になったり、考え事をしていて風呂釜を爆発させる、等々、本当に最強の戦闘アンドロイドなのか疑わしいエピソードが(現役時代も含め)多数ある。
:美里良に関する一件から、彼の遺児である優への償いとして美里家を訪れた。その為、当初は優に対して罪悪感と、メイドとしての忠誠心を持って接していたが、やがて互いに深い愛情で結ばれていく。その変化は千鶴子から「最初は母子のようであったが、姉弟のようになり、友達、彼氏彼女のようになり、ようやく恋愛関係になった」と評されている。
:引退後の戦闘能力は現役時の10分の1まで低下しているとされるが、素手での格闘戦でも管理者の巨大ロボットを圧倒する性能を持ち、メフリスから「これでは引退前と変わらない」「我々はまほろの真の実力を知らなかった」と評されている。戦闘時は携行武器として大型のハンドガンを愛用。これは生身の人間が撃つと吹き飛ばされるほど反動が強いが、威力も非常に高い。形状は、原作ではデザートイーグルをモデルにしているが、アニメではベルト給弾式の完全オリジナル品となっている。また、近接戦闘用の短刀をガーターベルトに装備。リューガとの決戦の際には『反物質封球弾』を発射する大型火器を運用したこともある(発射の際は変電所施設から電気を盗用していた)。
:引退時に殆どの戦闘用パーツは除去されているが、唯一『輝ける闇』と呼ばれる兵器が残されている。これは全身から金色の燐光を発し、接触した物体を消滅させるものであり、劇中では直径20kmの月の欠片すら消滅させている。しかし、『輝ける闇』は彼女の機能、動力源と直結している為、使用する度に寿命を削られていた。
:低下した戦闘能力を補助する為、数々のサポートメカを従えている(スラッシュはその一体)。特に飛行用バックパックである『シルフィード』は戦闘時に限らず、買い物などの様々な状況で運用していた。メイドアンドロイドに改装されてからは赤いブローチがその呼び出しアイテムになっていたが、見た目はありふれた品物のため、優に偽物とすり替えられたことがある。また、アニメ版ではまほろ以外の人間(優、優一郎)が呼び出すことも可能だった。
:機械を使ったロボットなのか、戦闘に特化した生体アンドロイドなのかは劇中で明かされることは無かった。アニメ版では装備の接続用に近衛重工製のネジが使用されている事が判明するが、原作版では「私の身体にはネジなど使われておりません」と断言している。
:
*アニメ(第2期)13話では、フェルドランスもろとも自爆して消滅するが、最終話では20年後の未来に復活し美里優と再会する。その正体はマシューと記憶を共有する人間型端末にしてマシューの分身的存在。なおヴェスパーが生み出した「まほろ」と異星人(セイント)にとって母と呼ぶべき存在のマシューがどう関係するかは詳細不明。
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*原作終盤においては、残されたエネルギーを輝ける闇として放ち、地球に迫る月の欠片を破壊すると同時に、管理者の艦隊による一斉砲撃を受けて破壊される。こちらではセイントと人類が共存可能か否かを調べる為にマホロ博士の人格を模して製造され、ヴェスパーの手に委ねられたという誕生の理由が明かされる。
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*原作最終話ではマシューの手によって人間として生まれ変わり、流河夫妻の下で養育される。当初は普通の少女として人生を送っていたが、20年の歳月の中で前世の記憶を思い出し、やがて再びメイドとして美里家を訪れる。彼女と再会した優は「復讐者として多くの命を奪った自分は、既にまほろの知る自分ではない」と懺悔したが、まほろは「変わっていない」と、変わらぬ信愛を見せた。
;美里優(みさと すぐる)
:声 - 瀧本富士子 / 34歳時(第2期最終話)神奈延年
:IQ130の知能を誇り身体能力も抜群、眼鏡を外せばそれなりの美少年で異性からの好感度も高い中学2年生の少年。
:祖父と父親はヴェスパーの主要構成員であり、優自身も地球人とセイントのクォーターであるが、優自身はヴェスパーやセイントの存在を知らされていなかった。
:早くに両親を亡くし、心を閉ざした状態で4年間一人暮らしを送っていたが、まほろがメイドとして仕えるようになった事で心を開いていく。
:当初はアンドロイドであるまほろの存在に戸惑っていたものの、原作終盤では彼女を「僕にとって大切な人間」と断言し、愛を告白した。
:普段はややおっとりしているが、父親譲りの正義感やセイントとしての優れた資質から、要所では頼りがいのある行動力や優れた洞察力を見せる。
:巨乳好きであり、えっちな本を大量に隠していたが、まほろにはすぐ没収されてしまうので隠し場所には苦労している。『えっちなのはいけないと思います!スペシャル』ではえっちな本を護る為に常軌を逸した行動力を発揮し、まほろやスラッシュを唖然とさせている。
:アニメ最終話と原作最終話ではどちらもほぼ同じ歳だが、外見・性格・境遇などの設定が異なり(原作よりもアニメの方が早く最終回を迎えたため)、以下、それらを含めた最終話の要旨を記す。なお、頬に大きな刀傷があり、これは20年前のまほろとの逃避行の際、フェルドランスに襲撃され受けたもの。
:
*アニメ(第2期)版
::
*管理者に命を狙われた事で故郷を追われ、更に最愛のまほろを喪ったことで、自身にとって大切なものを求めることを止め、さらに自身の楽しかった思い出をも封じ全てに対し完全にドライになる。そして天涯孤独の身となった優は地球を離れ、二度と戻ることはなかった。20年後、共同植民星シルヴァプラナにて復讐のために生きるヴェスパーの刺客となり、執拗に管理者の残党を付け狙いアンドロイドを容赦なく殺害する生活を送る。
::
*そんな最中、修学旅行の引率で当地に来ていた式条教諭と偶然の再会を果たす。2人は最初親しく話していたが、式条は優が救い難い所まで堕ちてしまったことを悟り、「また会いましょう…生きていたら」と言い残し彼の許を去る。
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*折しもセイントは遠い宇宙への新たな旅の出発の準備中。マシューは孤独すぎる優のために、切り離した自身の記憶を基に新たに「まほろ」を創る決断を下す。そしてシルヴァプラナにて2人は20年ぶりに再会を果たす。
::
*共同植民星シルヴァプラナは、「管理者」の崩壊後に和解した地球人とセイントが建設した星で木星付近に存在するような描写があり、そこはビルが乱立し繁栄と荒廃が混在する場所である。
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*ヴェスパーの刺客は「管理者」が造ったアンドロイドが相手で生身の人間には危険すぎるため、本来は戦闘用アンドロイドの役目であったが、優はそれに自ら志願していた。
:
*原作
::
*20年前に最愛のまほろを「管理者」に殺されたことで「管理者」への復讐心を抱き、ヴェスパーの後継組織「ヴィナス」の幹部候補として残党討伐の最前線で活躍する。フェルドランスによって切断された両手には精巧な義手が取り付けられ、そこから「輝ける闇」に類似した兵器を使用可能。それによって単身で宇宙戦艦すら撃沈する戦闘能力を誇っていた。しかし仇敵であるフェルドランスを討った際、復讐に費やされた自らの人生に虚無感を感じてしまう。直後に幹部昇進及び長期休暇の沙汰もあったが、彼は昇進には無関心で過去3度辞退しており、結局全てを蹴飛ばして上司に辞表を叩き付けてしまう(辞表が受理されたかは不明)。
::
*まほろ(アンドロイド)の死後しばらくしてマシューの唯一の願いにより人間として生まれ変わり、20年近くリューガ・田中佳美夫妻の許で養育されたまほろは、健康に成長してきたが、ある時、優との記憶を思い出し、「管理者」の残党滅亡と同時期に美里家にメイドとして自ら赴く。そして美里邸の紫陽花の咲く中庭にて2人は20年ぶりに再会を果たした。
;安藤みなわ(あんどう みなわ)(CODE:370)
:声 - 清水愛
:「管理者」の機械化兵士(サイボーグ)。メフリス教授から「まほろについて詳細に報告せよ」との任務を受け、管理者から脱走したと偽って、まほろの元へとやってきた。
:優の提案によってコードネームの370からみなわと名付けられ、まほろの妹、安藤家の次女として匿われることになる。
:友人である369が「消却」されてしまったトラウマを抱えており、管理者内における修繕屋サイボーグの地位を向上させ、改造の際に奪われた自身の「心」を返してもらいたいと願っている。(「心が無い」という強迫観念はメフリスの洗脳によるものであり、実際には心を失ってなどいない)
:いずれ自分の報告がまほろを窮地に追いやる事を危惧しており、更に自分のドジで周囲を心配させる事に罪悪感を持っている為、口癖は「ごめんなさい」。
:管理者から非人道的な扱いを受けてきた為、平和な生活が理解できずに思い悩むことも多いが、まほろや優、はまぢ達との交際によって少しずつ学習していく。
:美里家に保護された後は緋立市立第四中学校に入学した。美里家内ではメイド服を着用しているが、家事の知識を持たない為、手伝い程度の事しか出来ない。
:好物はカレーであり、大量のカレーをまほろや式条以上のスピードで平らげることが出来る。
:機械の肉体に体が耐えられない為によく転ぶが、能力を解放すればメフリスが想定しなかったほどの高速戦闘能力を発揮することが出来る。
:ただし、メフリスが稚拙な技術で施した改造は全身に負担をかけており、既に「生きているのが不思議なくらい」の状態に陥っていた。
:アニメ版ではリューガの提案を受けて、セイントの下で治療を受けることになるが、その後の安否は不明。
:原作最終話ではヴェスパーの下で治療を受けて回復。20年後には、はまぢと結婚しているらしく「みなこ」という子供がいる。
;スラッシュ(V1046 R9-SLASH ZERO)
:声 - 野田圭一
:ヴェスパーによって開発された、まほろ専用の黒豹型サポートメカ。巡洋艦8隻分の予算をかけて製作されたとのこと(ドラマCDより)。武装解除の結果、戦闘能力が大幅に低下したまほろの警護のため、ヴェスパーによって美里家に送り込まれた。人語を解す。戦闘時には背中からタテガミが伸び、爪や牙が鋭くなる戦闘モードへと変化可能。AIの人格パターンは近衛優一郎を基にしている。
:物事に警戒を怠らない用心深い性格。だが一旦認めた相手には忠誠を尽くし、伝法な口調だが情に熱く義理堅い。
:周囲の人物には、「モンゴリアン・ヴェスパード」と呼ばれる人気のない種類で、でかい上に可愛げがないために日本にはほとんど輸入されていないと話されているが、あまり信じられていない。
:原作では最終決戦の際、フェルドランスが投擲した爆弾によって消息不明となるが、リューガと合流してまほろ達の下へ駆けつけ、フェルドランスに殺されそうになっていた優を救った。最期はまほろの傍らで機能を停止、管理者艦隊からの一斉射撃によってまほろと共に破壊された。アニメ版では優一郎によって管理者が開催したパーティー会場へ召喚され、管理者幹部を全滅に追いやった。戦闘が終わった後、絶命した優一郎の傍にリーシァのロケットを持っていったが、その後の安否は不明。
:担当声優は、キャラクターの元ネタである『バビル2世』のロデム役を演じた大ベテランの野田が起用された。
:また、まほろはスラッシュ以外にもバビル2世をイメージしたサポートメカを率いており、巨人タイプのメカ『タツジン』(本編での登場は片手のみ)、巨大怪鳥タイプのメカ『ヴィマナ』の2体が登場している。
;ぐりちゃん
:声 - 瀧本富士子
:美里家の飼い犬である犬種不明の小型犬。スラッシュと仲良くなり、よくじゃれあっている姿が見られた。
:目立った活躍はしないものの、原作ではまほろやスラッシュすら気付けなかったジグラギの偽装を見破った事もある。
:原作版、アニメ版ともに優たちが美里家を去って以降の安否は不明。
:ただし、原作版では、20年後の優がぐりちゃんに酷似した捨て犬を拾い、「昔は番犬を飼っていたが、全く役に立たなかった」と回想するシーンが存在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「まほろまてぃっくの登場人物」の詳細全文を読む




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