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安貞[あんてい] 安貞(あんてい)は、日本の元号の一つ。嘉禄の後、寛喜の前。1227年から1228年までの期間を指す。この時代の天皇は後堀河天皇。鎌倉幕府将軍は藤原頼経、執権は北条泰時。
== 改元 ==
*嘉禄3年12月10日(ユリウス暦1228年1月18日) 天変が相次いだため、また、三合や疱瘡の流行のため改元 *安貞3年3月5日(ユリウス暦1229年3月31日) 天変が続き飢饉状態となったことから寛喜に改元 なお、それまで朝廷から鎌倉幕府に改元を報じる使者が派遣されていたが、今回より六波羅探題に派遣され、六波羅探題の使者が鎌倉に伝えるようになった。また、鎌倉では改元に伴って幕府の政所にて吉書始の儀式が行われるようになった〔北爪真佐夫「元号と武家」(初出:『札幌学院大学人文学会紀要』第68号(2000年9月)/所収:北爪『文士と御家人』(青史出版、2002年) ISBN 978-4-921145-13-2)。〕。
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