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安里 大親(あさと うふや、生没年未詳)は成化年間(1465年 - 1487年)の琉球王国の人。唐名は毛興文、名乗は清信。第二尚氏王統初代・尚円王の即位を推挙した人物。毛氏永村殿内の元祖。 泊村(現在の那覇市泊)の住人。もとは大城掟(うふぐしくうっち)と言った。第一尚氏尚徳王亡きあと、王族の誰を後継者とするか重臣たちが集った。ここに居合わせた安里大親が突然に神がかりして「虎の子は虎、悪王の子や悪王、物呉ゆすど我御主、内間御鎖ど我御主」と謡い始めた。一同これに「ヲーサーレー」と唱和して、第一尚氏王族ではない、第二尚氏初代の内間金丸(後の尚円王)を擁立したとされる。金丸が御物城御鎖之側の職にあったとき、通勤のため安里の家の前を頻繁に往復しており、よく顔をあわせていたという。 尚円王即位後、安里村(現・那覇市安里)の地頭職に任じられた。『球陽』によれば、安里大親は崇元寺の建立(諸説ある)や浮縄御嶽の成立にもかかったという伝承がある。 == 参考文献 == * 沖縄大百科事典刊行事務局編『沖縄大百科事典』 沖縄タイムス社 1983年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安里大親」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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