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安養寺ラーメン(あんようじラーメン)とは、長野県佐久市にある臨済宗安養寺で造られていた安養寺みそを使って、新たな町おこしの一環として、安養寺ラーメン開発メンバーが2008年に造り上げた佐久市のご当地ラーメンである。佐久市は信州味噌発祥の地とされている。 佐久市内の加盟店で提供される。「安養寺ら〜めん」を名乗るには、地元産の味噌「安養寺みそ」を80%用いることが条件となっているほか、店主が安養寺みそについて客に説明ができることが求められているが、スープ・麺・具などは各店の裁量に任されており〔、同一店でも季節毎にメニューが変わることもある。このほか安養寺みそ100%を用いた全店版もあり、イベントなどで提供されている。 ==経緯== ===開発=== 2007年、佐久市内のラーメン店6店の店主が地域活性化を目的として「佐久拉麺会」を結成、2008年2月にはスタンプラリーを実施して一定の成果をあげた。この活動に佐久商工会議所が注目、ラーメンを喜多方ラーメンのような名物に育てて観光の目玉とすることを狙い、拉麺会と連携してご当地ラーメンの開発に取り組むことになった〔「信濃巡って発見 「安養寺ら〜めん」で観光振興(佐久市) みそ味にこだわり」『日本経済新聞』2009年4月9日付地方経済面(長野)。〕。地元を感じさせる具材としては、佐久市岩村田の味噌蔵「和泉屋商店」が信州味噌発祥の地ともされる安養寺で作られた大豆を原料として5年ほど前から醸造を始めていた「安養寺みそ」を用いることになり、2008年3月から拉麺会と商工会議所、和泉屋商店、安養寺、自治体などが連携して新名物「安養寺ら〜めん」の開発が進められた〔。 開発メンバーは安養寺の住職より安養寺の歴史についての講義を受けたほか〔、2008年5月には安養寺で大豆の種まきにも参加し〔「佐久の安養寺ラーメン開発 店主ら大豆種まき」『信濃毎日新聞』2008年5月24日付20面(東信)。〕、具材である安養寺みそに関する理解を深めた。7月の試食会を経て〔「佐久市で開発中 「安養寺らーめん」 試食で厳しい意見」『信濃毎日新聞』2008年7月3日付17面(東北信)。〕、8月には「安養寺ら〜めん」が完成、10月の佐久商工会議所主催のイベント「いか座やら座さく市」で一般向けの提供が行われた。イベントでは1時間半待ちの行列ができ、2日間で1,800杯が完売した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安養寺ラーメン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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