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宋衷 ( リダイレクト:宋忠 ) : ウィキペディア日本語版
宋忠[そう ちゅう]

宋 忠(そう ちゅう、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の学者・政治家。字は仲子荊州南陽郡の人。「宋衷」とも表記される。
== 正史の事跡 ==

=== 劉表配下として ===
荊州を支配した劉表の招請に応じ、儒者として学校で教鞭をとった。また、かねてから親交のあった蜀郡太守の王商に、許靖を推薦している。
建安13年(208年)、劉表が死去し劉琮が後継すると、その配下として引き続き仕えた。
それからまもなく、劉琮は曹操に降伏を申し入れたが、客将の劉備にはしばらくこのことを伝えないでいた。しかし、劉備からの問い合わせもあって、それも限界となり、宋忠は劉琮の命令でこの旨を劉備に伝えに行くことになった。これを聞いた劉備は驚き怒り、剣を抜いて宋忠に突きつけ「貴様を殺すのは容易いが、貴様のような者を殺すこと自体が大丈夫として恥だ」と言い捨て、宋忠を追い払った。
その後は劉琮に従って降り、曹操領内で生活した。
宋忠の没年等は明らかではない。宋忠には子(名は不詳)がいたが、建安24年(219年)の魏諷の反乱に加担して処刑された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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