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完史(かんし、 アル・カーミル・フィイル・ターリーフ、)は、イブン・アル=アスィールによる、イスラム世界の古典歴史書である。完史は1231年頃に編纂され、イスラム世界の歴史作品の中でも有数の貴重な歴史書と評価を受けている。 ==ルーシ族== イブン・アル=アスィールのルーシ族に関する記述は主に民族学的な意味合いを持つものではなく、特定の習慣や詳細な分布域に関して検証したものではない。むしろ、アスィールは傭兵としてビザンツ帝国に仕え、カスピ海地方に急襲をかけてくる者としてのルーシ族の軍事的な重要性について懸念している。完史の中のルーシ族に関する複数の註釈がビザンツ帝国の軍事作戦と関連がある。アル・ムカッダシー(、945~1000年頃)の時代にはヴァリャーグの戦略的な重要性はアラブ人により認識されており、ルーシ族を「ビザンツ帝国の両輪」 (jinsān min ar-Rūmī)として描いている。 完史においてルーシ族が初めて登場するのは943年、カフカス地方においてルーシ族の略奪に関連する記述であり、次にルーシ族の記述が登場するのは1071年におこったマラズギルトの戦いに対しルーシ族が参戦したとする記述である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「完史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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