翻訳と辞書
Words near each other
・ 定岡正二
・ 定州
・ 定州市
・ 定州市 (保定市)
・ 定州市 (平安北道)
・ 定州郡
・ 定州青年駅
・ 定州駅
・ 定席
・ 定常
定常すべり
・ 定常人口
・ 定常反応
・ 定常宇宙
・ 定常宇宙論
・ 定常期
・ 定常期、静止期
・ 定常波
・ 定常流
・ 定常状態


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

定常すべり : ミニ英和和英辞書
定常すべり[ていじょう-]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

定常 : [ていじょう]
  1. (adj-na,n) regular 2. stationary
: [とわ, じょう]
  1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality

定常すべり : ウィキペディア日本語版
定常すべり[ていじょう-]
定常すべり(ていじょう-)とは、地震学において、沈み込み型のプレート境界(沈み込み帯)の深いところで発生する、振動を伴わないプレートのすべりのこと。非地震性すべりの1つで、もう1つは準定常すべり(スロースリップ)である。また、これに対してふつう「地震」と呼ばれるすべりを地震性すべりという。
接している2つのプレートがお互いに変位するだけのすべりであり、地震波を出さない。そのため、地震計で観測することはできず、変位計GPSなどによる変位観測、測地などでしか、正確なすべりの様子を知ることはできない。
プレートの境界面にある3種のすべり領域(アスペリティ、遷移領域、安定すべり域)のうち、安定すべり域で起こる。この領域は地下60kmを超える深さのため高い圧力がかかり、温度も高くなって地殻は液体となって存在している(アセノスフェアという)。そのため、大陸プレートはこの深さでは固体として存在せず、固体の海洋プレートが液体のアセノスフェアの中を沈み込む構造となっている。プレート間地震の原因となるプレート同士の摩擦はここでは非常に小さいため、プレートのすべりは非常にゆっくりとしていて、かつ振動を起こさずに安定している。
ただし、この深さにおいては、海洋プレートが地下深くで割れて起こる海洋プレート内地震という別のタイプの地震は発生する。
== 参考文献 ==

*測地学テキスト 第3部 Hi-netによる微動とゆっくり地震 4.沈み込み帯での巨大地震発生サイクルへの影響 日本測地学会

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「定常すべり」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.