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定積過程 : ミニ英和和英辞書
定積過程[ていせきかてい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せき]
 【名詞】 1. (gen) (math) product 
過程 : [かてい]
 【名詞】 1. process 
: [ほど]
  1. (n-adv,n) degree 2. extent 3. bounds 4. limit 

定積過程 : ウィキペディア日本語版
定積過程[ていせきかてい]

定積過程英語:isochoric process)とは、気体液体などの体積を一定に保ちながら、ある状態から別の状態へと移行させる。準静的過程のことである。
== 定積モル比熱と内部エネルギー変化の関係 ==

理想気体を状態Aから状態Bへと移行させる定積過程を考える。このとき熱力学第一法則より
ただし\Delta Uは過程による理想気体の内部エネルギーの変化、Qは過程中に理想気体に与えられた熱量Wは理想気体が外部にした仕事である。
ここで、この過程を無限に分割した微小過程を考えると、その微小過程中に外部にする仕事dW
である。ここでPは圧力、dVは微小体積変化である。定積過程においては体積が一定なので
となるので
である。よって熱力学第一法則の式は
と書き直せる。
ここで、定積過程における気体のモル比熱定積モル比熱と命名しc_Vとすると、比熱の定義より
となる。ここでnは気体のモル数、Tは絶対温度である。
以上のことから気体の内部エネルギーと定積モル比熱について次の関係が成り立つ。
\Delta U\Delta Tもともに過程によらず始点と終点の状態のみで決まる量なので、この関係は定積過程に限らずあらゆる過程で成り立つ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「定積過程」の詳細全文を読む




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