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宝塔山古墳(ほうとうざんこふん)は、群馬県前橋市総社町にある方墳である。国の史跡に指定されている。総社古墳群を構成する1基。7世紀末築造の末期古墳である〔『図説日本の史跡 2 原始2』、pp.83 - 84〕。 == 概要 == 群馬県最大級の方墳であり、現状で南北辺54m、東西辺49m、高さ12mを測る〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』、東京堂出版、1989年9月、522頁〕。現状の地形でみると、墳丘南側には幅約24mの一段低い畑地面があり、周堀の痕跡とみられる。これを含めると、その墓域は一辺100m前後の規模となる。埴輪は検出されていない。 主体部は古墳築造時の地表より約3m上の基壇上に造られ、高度の技術を駆使した切石切組積みの両袖型横穴式石室である。羨道・前室・玄室の3室をもつ複室で、全長は12.04m。玄室は奥壁幅2.9m、長さ3.3m、高さ2.1mである〔『図説日本の史跡 2 原始2』、pp.83 - 84〕。また石室入り口前には幅8.85m、奥行き3.76mの長方形プランの前庭部がある。石室は輝石安山岩、角閃石安山岩の切石で構築され、玄室奥壁・天井石はともに一石の巨石を加工の上、使用している。玄室入り口には精巧な玄門を設置し、石室壁面には全体に漆喰塗布の痕跡がある。玄室中央に石室長軸線に直交して家形石棺が据えられている。この石棺の脚部は格狭間形に加工されており、仏教文化の影響を示している〔 - 前橋市〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝塔山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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