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宝富士 大輔(たからふじ だいすけ、1987年2月18日 - )は、青森県北津軽郡中里町(現在の中泊町)出身で伊勢ヶ濱部屋所属の現役大相撲力士。本名は杉山 大輔(すぎやま だいすけ)。愛称は、パンダ、角界のマツコ(・デラックス)、たーたん。身長186cm、体重169kg、血液型はAB型。得意手は左四つ、寄り。最高位は東小結(2015年7月場所)。趣味は音楽鑑賞。好物はオムライスとハンバーグ。嫌いなものは納豆。 == 来歴 == 小学3年から地元の相撲道場(中里道場)に通い、中学時代から全国区で活躍するようになり、この時点で複数の部屋よりスカウトされるものの、入門はせずに五所川原商業高等学校を経て近畿大学へ進学した。大学3年時に全国学生相撲選手権大会準優勝を果たし、大学時代には個人タイトル6冠を獲得した。大学卒業と同時に高校・大学の先輩である年寄・9代伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)が師匠を務める伊勢ヶ濱部屋に入門し、2009年1月場所において初土俵を踏んだ。 序ノ口と序二段をそれぞれ1場所で通過し、三段目へ昇進した同年7月場所では7戦全勝で三段目優勝を果たして、三段目も1場所で通過した。翌9月場所において幕下へ昇進し、その場所から3場所連続しての勝ち越しを決めた。自己最高位である西幕下2枚目の位置まで番付を上げた2010年5月場所では3勝4敗と自身初となる負け越しを記録したものの、翌7月場所では西幕下5枚目の位置で5勝2敗と勝ち越しを決め、翌9月場所において新十両へ昇進した。十両へ昇進してからも勝ち越しを続け、2011年7月場所において新入幕を果たした。 新入幕となった2011年7月場所では4勝11敗と大きく負け越し、翌9月場所では十両に陥落した。同年11月場所で再入幕を果たしたものの、その11月場所でも負け越して1場所で十両へ陥落した。2012年3月場所において3回目の入幕を果たし、その3月場所ではまた負け越してしまったものの、東前頭16枚目の位置で迎えた翌5月場所では10日目の時点で8勝2敗と好調ぶりを示し、11日目から4連敗を喫したものの、最終的には9勝6敗と幕内では自身初となる勝ち越しを果たした。しかし、翌7月場所では6勝9敗と負け越し、続く9月場所でも5勝10敗と大きく負け越して、翌11月場所では十両へ陥落した。翌2013年1月場所において4回目の入幕を果たし、その1月場所では2日目から8連勝して幕内では自己最速となる9日目での勝ち越しを決め、結果的には9勝6敗の成績を挙げた。翌3月場所では幕内では自身初の二桁勝利となる11勝4敗の好成績を挙げた。 2014年5月場所には自己最高位となる西前頭2枚目の位置まで番付を上げたものの、初日から11連敗を喫してしまい、結果的には4勝11敗と大敗した。同年9月場所では10日目に稀勢の里を破って自身初となる大関戦での勝利を挙げ、14日目にも大関・豪栄道を破り、東前頭4枚目の位置で8勝7敗と勝ち越しを果たした。翌11月場所でも琴奨菊と豪栄道の2大関を破って8勝7敗と勝ち越しを決めた。 翌2015年1月場所では自己最高位を更新する東前頭筆頭の位置まで番付を上げ、2日目には横綱・鶴竜を上手投げで破って自身初となる金星を挙げた。その1月場所では7勝8敗と負け越したものの、翌3月場所では西前頭2枚目の位置で8勝7敗と勝ち越しを決め、再び自己最高位となる東前頭筆頭の位置で迎えた翌5月場所でも9勝6敗と勝ち越しを決めた。7月場所で新三役の小結に昇進。〔大相撲名古屋場所:照ノ富士が西大関 宝富士は新小結 毎日新聞 2015年6月29日(2015年6月29日閲覧)〕同年11月場所は西前頭8枚目の地位で10勝5敗。2016年1月場所は東前頭2枚目の地位で土俵に上がり、14日目の豪栄道戦で髷掴みによる反則勝ちを得て勝ち越しを決め、場所を8勝7敗で終えた。〔宝富士 マゲつかまれ反則勝ちで連続勝ち越し 日刊スポーツ 2016年1月24日11時38分 紙面から〕続く3月場所では三役に復帰した。3月場所では初日に白鵬を倒し、結果この場所で白鵬に土をつけた唯一の力士となった。しかし以降は勝ち星を伸ばせず6勝9敗に留まり、またも1場所で平幕落ちが確定した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝富士大輔」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Takarafuji Daisuke 」があります。 スポンサード リンク
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