|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 宝 : [たから] 【名詞】 1. treasure ・ 林 : [はやし] 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket ・ 伝 : [でん, てん, つたえ] 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication
宝林伝(ほうりんでん)は、正しくは大唐韶州雙峰山曹侯渓寶林傳(だいとう しょうしゅう そうほうざん そうこうけい ほうりんでん)を書名とする、唐の貞元17年(801年)に成立した禅の灯史である。本来は全10巻であるが、現行テキストは、巻2は『聖冑集』によって補われたものであり、巻7、巻9、巻10の3巻を欠いている。作者は智炬(或いは慧炬)。 古くは、円仁将来の記録もあり、唐代には広範に流布していたとされるが、宋代になると、『景徳伝灯録』などの新出の灯史が出現し、またそれらが、大蔵経に入蔵されたことによって、急速に存在の意義を失ってしまい、やがて散佚することとなってしまった。 現行本は、山西省趙城県で発見された金蔵所収本(巻1 - 巻5, 巻8)、京都の青蓮院蔵本(巻6)の合本である。 また、佚書ではあるが、唐末の南嶽惟勁によって、『続宝林伝』が編纂されたことが知られる。 == 外部リンク == * 花園大学国際禅学研究所>禅籍データベース>宝林伝 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝林伝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|