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宝永噴火 : ミニ英和和英辞書
宝永噴火[ほうえい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たから]
 【名詞】 1. treasure 
噴火 : [ふんか]
  1. (n,vs) eruption 
: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 

宝永噴火 ( リダイレクト:宝永大噴火 ) : ウィキペディア日本語版
宝永大噴火[ほうえいだいふんか]

宝永大噴火(ほうえいだいふんか)とは、江戸時代中期の1707年宝永4年)に起きた富士山噴火である。現在までにおける歴史上最後の富士山の噴火となっている。噴火は約2週間続き、総噴出量は、約7×108 m3〔山梨県環境科学研究所〕と推定されている。噴火による直接の死者は記録されていないが〔 - 内閣府 広報ぼうさい No.37(2007年1月号),p.18-19、2015年4月閲覧〕〔 - 宮地直道、小山真人〕、噴出した溶岩石による火災などで甚大な被害をもたらした。
== 概要 ==
宝永大噴火は、歴史時代の富士山三大噴火の一つであり、他の二つは平安時代に発生した「延暦大噴火(800年 - 802年)」と「貞観の大噴火(864年 - 866年)」である。宝永大噴火以後、2015年に至るまで富士山は噴火していない。
特徴は噴煙の高さが上空20kmと推定される〔2009年10月の静岡大防災総合センターの小山真人らの研究による、3箇所、市川三郷町下條村名古屋市の噴火が見えたとする古文書からコンピュータを用いた立体画像で割り出した値。(読売新聞2009年10月11日13S版26面)〕火山爆発指数VEI5〔のプリニー式噴火と大量の火山灰である。実際に100 km離れた江戸にも火山灰が積もった。ただし溶岩の流下は見られていない。地下20km付近のマグマが滞留することなく上昇したため、脱水及び発泡と脱ガスが殆ど行われず、爆発的な噴火となった〔富士火山 1707 年および 864 年噴出物の比較岩石学 日本火山学会講演予稿集 1990(2), 23, 1990-11-06〕〔富士火山864年/1707年玄武岩質噴出物中の斜長石斑晶について 〕。噴火がみられたのは富士山の東南斜面であり、合計3つの火口が形成された(宝永山)。これらは標高の高い順に第一、第二、そして第三宝永火口とよばれ、互いに重なり合うように並んでいる。ただし麓から見ると最も大きい第一火口のみが目立つ。なお、宝永山は登山道が整備されているため登山が可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宝永大噴火」の詳細全文を読む




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