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宮ミヤ ( リダイレクト:宇都宮運転所 ) : ウィキペディア日本語版 | 宇都宮運転所[うつのみやうんてんじょ]
宇都宮運転所(うつのみやうんてんじょ)は、栃木県宇都宮市川向町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地で、運転士も所属している。同社大宮支社の管轄。宇都宮駅北東側に位置する。 == 概要 == 宇都宮運転所は、1885年(明治18年)7月16日に宇都宮機関庫(うつのみやきかんこ)として開所して以来、東北線区宇都宮地区の車両基地として旅客車両並びに動力車が運転士とともに配置されてきた。名称は1936年(昭和11年)9月に宇都宮機関区(うつのみやきかんく)に改められ、太平洋戦争後の1961年(昭和36年)11月1日に現在の宇都宮運転所(うつのみやうんてんじょ)となった。 宇都宮運転所の敷地は、当初宇都宮駅東側に本線に沿う形で計14本の留置線(西側から客車の検査仕立線2線、洗浄線2線、収容線7線、仕立線2線、支線1線)を配し、その北側に転車台、南側に収容線5線および機関車格納庫5線の計10線を配する大規模なものであったが、東北本線の電化や東北新幹線の開業、貨物列車発着の廃止など運行形態の変化を受け、現在は北側の留置線と当時の本線と宇都宮運転所に挟まれて配されていた貨物列車等の発着ホーム(7線)の一部を留置線として残す以外は撤去売却され、宇都宮駅東口および再開発事業用地となっている。なお、宇都宮駅東口再開発事業の施工権は清水建設など大手ゼネコンを中核とする企業集団が落札していたが、2010年春に白紙撤回されており、2012年時点では施工開始の見通しは立っていない。 現在は烏山線用の気動車のほか、関東一円で運用を持つDE10形、DE11形ディーゼル機関車21両が配置される比較的小規模な車両配地区となっているが、過去にはD51形やC57形といった蒸気機関車、EF57形やEF58形などの電気機関車、80系や115系といった電車のほか、一時は優等列車(寝台特急「あけぼの」)牽引の運用を受け持っていたEF65形PF形電気機関車などが数十両配置される東北本線有数の車両配置区所であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇都宮運転所」の詳細全文を読む
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