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宮下 あきら(みやした あきら、1957年10月8日 - )は、日本の漫画家。東京都出身〔Wikipediaの本項目では「(親の出身地の)山口県宇部市育ち」とも記載されていたが、『週刊プレイボーイ』2010年48号のインタビューにおいて、自分は東京生まれの東京育ちであり、Wikipediaの記述を「デタラメ」であると述べている。〕。血液型A型。東京都立神代高等学校卒業。代表作に『魁!!男塾』など。 == 経歴 == 東京都出身の東京育ち〔。宮下の父は捜査一課に所属していたこともある警視庁の刑事であり、これがハードボイルド風の作品『ボギー THE GREAT』を生み出すことになったと単行本で述べている。 高校卒業後、しばらくバンド活動をしていたが、音楽ではいつまで経っても食っていけないだろうと思い、自分が幼い頃に漫画家に憧れていたことを思い出し、漫画家を目指す。出版社に持ち込みを続けていたところ、編集者から高橋よしひろを紹介され、アシスタントになる〔高橋の師匠本宮ひろ志の作業にも携わったことがある(『やぶれかぶれ』より抜粋)。〕。 第21回(78年度下期)少年マガジン新人漫画賞で『少年勝負師ケン』が佳作となり、1978年末の少年マガジン増刊号(1979/01/25号)に掲載され、デビューとなる。 その後、本宮ひろ志から紹介された集英社少年ジャンプの編集者に『私立極道高校』の第1話を見せると即連載が決定した。しかし滋賀県出身のアシスタントが、作中に無断で同県の実在する学校名を出したことにより、滋賀県教育委員会から猛抗議を受けた。宮下は監督不行届を問われる形となり、『私立極道高校』は『週刊少年ジャンプ』1980年11号で打ち切りとなったが〔『'80年まんがあたりの出来事』「Fusion Product 創刊号」ふゅーじょんぷろだくと、1981年7月。P86。〕〔詳細は週刊少年ジャンプ事件史を参照。〕、学帽政ら主要キャラクターは次作『激!!極虎一家』に引き続き登場している。 その後も、情に篤いバンカラ硬派の学生がライバル、宿敵と大喧嘩を繰り広げるという作品を描き続けている。作品中には極道物が多い。その一方でごく初期の作品を除いてコミカルな描写も多く、宮下自身も「硬派な男のカッコ良さと馬鹿さ加減の両方を描きたいと思って描いている」と語っている〔フジテレビONE「漫道コバヤシ」第17回放送「祝!魁!!男塾30周年!宮下あきらSP」より〕。他にも特筆すべき物として自分の作品内に、「民明書房」などのいかにもありそうな出版社の書籍から引用した解説文を出しており、当時その出版社の本を求め本屋などに問い合わせる電話が急増。また宮下によれば、「民明書房」の内容は誤りであると編集部に抗議もあったという。それら解説を纏めた書籍『民明書房大全』(創業者・大河内民明丸の出生物語も収録)が発売された。後に宮下本人が架空の出版社であることを告白している。 2002年11月に発売されたヒップホップのコンピレーションアルバム『男塾伝説』のジャケット(中心人物である塾長シーモネーター(現・SEAMO)と元ネタである江田島平八が肩を組んでいる)を描いている。 2003年6月に発売された、ダンスグループ「PaniCrew」のグループ内ユニット「魁!ジョッパーズ(さきがけ!ジョッパーズ)」のデビューアルバムのジャケットに宮下が描いた、メンバーをモデルにしたキャラクターのイラストが使われている。 2012年1月20日に絶版となっていた『私立極道高校』が集英社より『復活版』として上下巻で刊行された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮下あきら」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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