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宮下 伸(みやした すすむ)は、箏・三十絃演奏家、作曲家。 1941年東京生まれ。 5歳より、父である山田流箏曲演奏家・作曲家の初世宮下秀冽より箏曲のてほどきを受ける。1964年に東京芸術大学卒業。在学中、安宅賞受賞。NHK邦楽育成会第9期首席修了。NHK「全国今年のホープ」に選ばれる。現在、財団法人日印協会理事。中央教育審議会専門委員。元創造学園大学副学長。元堀越学園理事。宮下伸箏曲研究所主宰。 == 主な経歴 == * 1968年:第1回芸術選奨新人賞受賞 * 1973年:「宮下伸 箏・三十弦リサイタル」の演奏、作曲により文化庁芸術祭大賞を受賞 * 1975年:この年以来、各国招待、外務省派遣の文化特使としてウィーンをはじめ世界各国で公演 * 1976年:文化庁の依頼により日本各地を縦断演奏 * 1977年:ヴィーツラフ・フデチェック〈ヴァイオリン〉と共演、ビクターにてレコーディング * 1978年:ラヴィ・シャンカル〈シタール〉と共演、ポリドール・インターナショナルにてレコーディング * 1979年:ジェームズ・ゴールウェイ〈フルート〉と共演、イギリスRCAレコードにてレコーディング * 1981年:NHK委嘱「響の宴」の作曲により文化庁芸術祭賞を受賞 * 1985年:日中友好箏曲団団長として上海市・杭州市にて公演 * 1986年:国際交流基金の依頼によりオーストラリア各都市で公演 * 1987年:インド政府の招待を受け・インド各地で演奏 * 1988年:外務省の派遣により韓国・フィリピン・シンガポール・マレーシア公演 * 1990年:台湾政府の招待により「アジア箏・名手による競演」にて演奏。外務省の派遣により東欧・北欧・レニングラード・モスクワ公演 * 1991年:香港政庁の招待により「アジア箏・ソリストによる競演」にて演奏 * 1992年:日中国交正常化20周年の招待を受け北京市にて三十弦を独奏。日印国交樹立40周年の文化特使としてインド各都市で演奏 * 1995年:NHK開局70周年記念コンサートに自作「海流にのって」が選ばれる。文化庁芸術祭50回記念に文化庁に作品を委嘱される * 1996年:芸道40周年記念「宮下伸箏曲演奏会」開催。音楽の友社の主催により「箏とピアノのための”水琴抄”」出版記念リサイタル * 1997年:演奏・作曲・教育の功績により、松尾芸能賞優秀賞受賞 * 2000年:高崎市制100周年委嘱、自作「箏とオーケストラのための祝楽”煌”」を記念演奏。外務省派遣の文化特使としてメキシコ・グァテマラ・コスタリカ・パナマで公演 * 2001年:芸道45周年記念「宮下伸 箏・三十弦 作品コンサート」開催。第16回国民文化祭の依頼で自作「箏とピアノのための“水琴抄”」を演奏 * 2002年:NHK教育テレビ「いろはに邦楽」出演 * 2003年:文部科学省主催の伝統芸術鑑賞会(国立劇場)で「乱輪舌」(古曲)、「三つの断章」(中能島欣一作曲)独奏、NHK-FM「邦楽ジョッキー」ゲスト出演 * 2004年:DVD「箏の物語」(小島美子監修、邦楽ジャーナル)に出演。国立劇場おきなわ主催公演(こけら落とし)にて自作「綾」が選ばれ、演奏する。日比谷イイノホールでのNHK公開録音にて「三十絃独奏のための響 2004」演奏 * 2005年:国立劇場委嘱作品シリーズ「宮下伸/響流 遠却より」(春秋社)発売。創造学園大学副学長就任。中央教育審議会専門委員(初等中等教育分科会)就任。NHK邦楽技能者育成会50周年記念『日本音楽の祭典』(NHKホール)にて「三つの断章」(中能島欣一作曲)を演奏、NHK教育テレビで放映される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮下伸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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