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宮古馬(みやこうま)は、宮古島(沖縄県宮古島市)で飼育されている日本在来種の馬で、日本在来馬8馬種の1つ〔『宮古毎日新聞』2013年7月3日号9面記事〕。 体高はおよそ120cmと小型で、ポニーに分類される。毛色は鹿毛〔が中心である。サトウキビ畑などでの農耕馬として利用されてきた。1991年1月16日に沖縄県の天然記念物に指定された〔。 == 概要 == 沖縄地方では、古くから小型馬が飼育され、14世紀には中国への主要な輸出品となっていた。この馬は、中国の小型馬が伝わったとする説と、朝鮮半島の小型馬が九州を経て伝わったとする説とがある。宮古島でも、13世紀以前から飼育されていたと言われ、離島で他品種と交配されることがなかったため、現代まで系統がよく保たれてきた。琉球王国の時代から太平洋戦争中まで、沖縄の伝統の馬乗り競技である琉球競馬にも用いられていた。 宮古馬は、性質が温順で飼い主によくなつき、粗食や重労働に耐えることから、農耕用や駄載用として利用されてきた。また、蹄が堅いため、サンゴ石の道路や、表土の薄いサトウキビ畑での農耕に適しており、明治時代に宮古島でサトウキビの栽培が始められると、宮古馬がその農耕に活躍した。 その後、サトウキビ栽培への耕運機の普及とともに頭数が激減〔し、一時は絶滅の危機に瀕した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮古馬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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