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宮城県道10号塩釜亘理線(みやぎけんどう10ごう しおがまわたりせん)は、宮城県塩竈市の国道45号交点から同県亘理郡亘理町の国道6号交点に至る主要地方道である。 == 概要 == 太平洋・仙台湾に沿って、塩竈市中心部付近を通る国道45号から、仙台塩釜港塩釜港区および仙台港区を経て、仙台空港の滑走路下をトンネルで潜り、亘理町中心部付近の国道6号に至る道路である。国道4号仙台バイパス、仙台東部道路、貞山運河などと並走している。新産業都市「仙台湾地区」の臨海工業地区を結んでおり、大型車の利用も多い。 仙台都市圏では「浜街道」と呼ばれている。当地では国道6号を「陸前浜街道」と言うことがあまり無いため、混同されずに使用されている。 閖上大橋南詰の変則五叉路交差点が渋滞箇所として知られているが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の際には閖上大橋が事故で閉鎖され、かつ、同交差点の信号が停電で機能せず、避難する車も殺到したため大渋滞となり、車に乗ったまま津波にのまれて犠牲になった者が多数出た〔証言 / 避難者大混乱、名取・閖上公民館 / 誘導あだ 多数の犠牲者 (河北新報 2011年8月3日)〕。 仙台市の復興計画では、海岸堤防、防潮林に続く津波への多重防御の3段階目を当線とみなし、地盤から約6m盛り土した上に当線を通す予定になっている〔(仙台市)〕〔「塩釜亘理線」10キロに堤防機能 県道かさ上げ事業着手 宮城 (産経新聞 2012年10月11日)〕。また、当線より海側は「災害危険区域」(建築基準法第39条)に指定する予定〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮城県道10号塩釜亘理線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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