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宮永 崇史(みやなが たかふみ、1960年(昭和35年)5月 - )は、日本の物理学者。弘前大学大学院理工学研究科教授。理学博士(大阪大学)。凝縮系物理学・物質構造のダイナミクスが専門で、2015年現在ではX線吸収微細構造(XAFS)・構造のゆらぎを表わすDebye-Waller因子に関する実験的研究と量子統計力学的理論研究・スクッテルダイト化合物の構造ダイナミクス・磁性合金の磁気XAFS(XMCD)・アモルファスや液体などの構造不規則系物質(ガラス転移と半導体-金属転移)・誘電体などの新機材料の性質と構造相転移・化学反応の化学物理的研究・薄膜および微粒子などのナノスケール材料のXAFSによる構造研究・非平衡系のパターン形成…等が研究課題である。 == 略歴・人物 == * 1960年(昭和35年) - 石川県加賀市生まれ。 * 1983年(昭和58年) - 金沢大学工学部卒業。 * 1985年(昭和61年) - 金沢大学大学院工学研究科修士課程修了。 * 1988年(昭和63年) - 大阪大学大学院理学研究科博士後期課程修了、理学博士(大阪大学)。論文の題は「Studies on X-ray absorption fine structure for hydrated metal cation and polyanion (水和金属カチオン及びポリアニオンのX線吸収微細構造に関する研究)」〔博士論文書誌データベースによる〕。弘前大学理学部助手。 * 1990年(平成2年) - サイモンフレイザー大学(カナダ)客員教授 (物理学科)。 * 1997年(平成9年) - 弘前大学理工学部物質理工学科助教授。 * 2000年(平成12年) - ロシア科学アカデミー金属物理学研究所客員教授 * 2003年(平成15年) - 弘前大学理工学部物質理工学科教授。 * 2013年(平成25年) - トレント大学(イタリア)客員教授(物理学科)。 * 2014年(平成26年) - 弘前大学大学院理工学研究科長。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮永崇史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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