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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 家 : [いえ, け] 1. (suf) house 2. family ・ 号 : [ごう] 1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name
屋号、家号(やごう)とは、一門・一家の特徴を基に家に付けられる称号のことである。日本、ヨーロッパにおいて使用されている例がある。日本の場合、家紋のように屋号を記号化・紋章化した屋号紋を指すこともある。また、前述の本来の屋号から派生して企業や店の名称などを屋号と呼ぶ場合もある。 == 日本 == 江戸時代、原則としては身分制度により武士以外の者が苗字を名乗ることが認められていなかったため〔名字帯刀を認められた武士以外の者といった多くの例外があった。〕、人口が増加するにつれ同地域内で同じ名を持つ者が増え、個人を特定・判別しにくくなった。旧来の集落単位では人別が出来なくなり、商人や農家が、集落内で取引あるいは日常生活に不便を生じたことから、家ごとに名称を付け、これを人別判別の材料として使うようになった。 古くからの地域や特定の集まりに根付いた家は、集落内における家の特徴〔本家・分家などの家の成り立ち、家が立地している地理的特徴など。〕を含んで屋号がつけられている。また、家長が代々襲名する名乗りを屋号にしていることもある。この場合、屋号はその地域や特定の集まり以外でほとんど使われることがない。地域によっては家の姓に代わるものとしても用いられたため、一家族、一族の系統を示すものとしても用いられている〔特に同姓が多い地域では現在でも必要な場合がある。〕。この場合、地方によっては身分制度とは関わりなく用いられ、姓を持つ士族の家系にも使われている事がある。これらの制度は商人との取引が多かった地域などに見ることもできる。 ;名字と屋号 :明治維新を迎えると、武家、公家以外にも名字を持つことが義務付けられた。その際、商家などでは屋号を基に名字を作り出した例もある。政府は「名字」とはっきりわかるものになるように厳命したため、屋号をそのまま名字に「格上げ」することは許されなかった。そのため、以下のように部分的な修正が加えられた。 : *○○屋の「屋」をはずす(例、高田屋→高田〔高田屋嘉兵衛の子孫は「高田」を名乗った。〕)。 : *○○屋の「屋」を同音の「谷」などに変える(例、加賀屋→加賀谷)。 : *違う字を宛てる(例、阿波屋→淡谷〔歌手の淡谷のり子の実家がこの例である。〕)。 : ;郵便配達・宅配便と屋号 :特定の名字の世帯が集中している地域は同姓同名などの混同を回避するために個人宅でも屋号を使用していることが多い。郵便配達員・宅配便配達員は屋号を参考に該当地域の配達原簿や住宅地図を独自に作成して日々の業務に使用している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「屋号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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