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家政夫パタリロ!シリーズは、魔夜峰央の漫画『家政夫パタリロ!』を第1作とする一連のシリーズ作品である。単行本として以下の5作が発表されており、1作がちょうど単行本一冊に相当する。 * 家政夫パタリロ! ISBN 4-592-18819-5 * 奥様はパタリロ! ISBN 4-592-18842-X * ビストロ温泉パタリロ! ISBN 978-4-592-18148-4 * 出もどり家政夫パタリロ! ISBN 978-4-592-19814-7 * 仁義なき家政夫パタリロ! ISBN 978-4-592-18183-5 == 概要 == 『パタリロ!』のキャラクターを借用し、オリジナルの物語を展開したスピンオフ作品。白泉社の『Silky』に連載された。 バブル経済期に事業に失敗した父が借金(百億円)を残して他界したため、それを返済するべく家政夫として働く主人公・越後屋波多利郎の派遣先でのドタバタギャグを描いたシリーズ作品である。 『パタリロ!』本編などと比較して、パタリロの性格付けに金への執着よりも仕事への誠実さが見られ、パタリロ以外本編の登場人物が元となるキャラクターがいないため、多少印象が変わっている。 == シリーズ作品 == ;家政夫パタリロ! :シリーズ第一弾。アラファト家政婦派出協会〔シリーズの劇中では「派遣協会」と「派出協会」の2通りの表記があり統一されていない。〕に属する少年家政夫・越後屋波多利郎が様々な家庭に家政夫として派遣され、そこで様々な人間模様に彩られた事件にまきこまれるという物語。基本的に人情もののエピソードが多い。 ;奥様はパタリロ! :シリーズ第二弾。この話ではおクマの発案で、波多利郎が家政夫を通り越して「代理奥様」として細君のいない家庭に派遣されるというもの。「代理奥様」としての演技は女装ギャグではなく本気のものとして描かれており、色恋関係のトラブルにまきこまれるエピソードもある。 ;ビストロ温泉パタリロ! :シリーズ第三弾。ひょんなことから「温泉(足湯)に入りながら食事をつまめるビストロ」を経営することになったおクマと波多利郎の奮闘を描く。このビストロにはなぜか怪奇が集まりやすく、毎回襲い来る様々な怪奇に対してどう波多利郎たちが立ち向かうかというのがエピソードの基本パターン。シリーズの中ではドタバタギャグの色が強い。 ;出もどり家政夫パタリロ! :シリーズ第四弾。ビストロがつぶれたことで再び家政婦業に戻った波多利郎の物語。シリーズ第一弾『家政夫パタリロ!』とほぼ同じような作風だが、終盤には強大なライバル組織が登場して完結作への展開につなげることになる。 ;仁義なき家政夫パタリロ! :シリーズ完結作。波多利郎の家政夫としての活躍とともに、ライバル会社「CHM」との仁義なき戦いとその背後にある黒幕の正体が語られる。おクマの戦闘能力や波多利郎の変装術を活かしたスパイ映画めいた諜報戦の描写も多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「家政夫パタリロ!シリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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