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宸翰(しんかん)は、天皇自筆の文書のこと。宸筆(しんぴつ)、親翰(しんかん)ともいう。鎌倉時代以降、室町時代までの宸翰を特に宸翰様と呼ぶ。中世以前の天皇の真跡で現存するものは数が少なく、国宝や重要文化財に指定されているものが多い。 == 国宝に指定されている宸翰 == *嵯峨天皇宸翰光定戒牒(延暦寺) *高倉天皇宸翰消息(仁和寺) *後鳥羽天皇宸翰御手印置文(水無瀬神宮) *後嵯峨天皇宸翰消息(仁和寺) *亀山天皇宸翰禅林寺御祈願文案(南禅寺) *後宇多天皇宸翰弘法大師伝(大覚寺) *後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状(東寺) *後宇多天皇宸翰御手印遺告(大覚寺) *後宇多天皇宸翰当流紹隆教誡(醍醐寺) *後醍醐天皇宸翰四天王寺縁起(四天王寺) *後醍醐天皇置文(大徳寺) *後醍醐天皇宸翰天長印信(醍醐寺) *三朝宸翰(前田育徳会)(花園天皇、後醍醐天皇、伏見天皇宸翰を含む) *熊野懐紙(西本願寺)(後鳥羽天皇宸翰を含む) *熊野懐紙(陽明文庫)(後鳥羽天皇宸翰を含む) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宸翰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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