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宝永大噴火(ほうえいだいふんか)とは、江戸時代中期の1707年(宝永4年)に起きた富士山の噴火である。現在までにおける歴史上最後の富士山の噴火となっている。噴火は約2週間続き、総噴出量は、約7×108 m3〔山梨県環境科学研究所〕と推定されている。噴火による直接の死者は記録されていないが〔 - 内閣府 広報ぼうさい No.37(2007年1月号),p.18-19、2015年4月閲覧〕〔 - 宮地直道、小山真人〕、噴出した溶岩石による火災などで甚大な被害をもたらした。 == 概要 == 宝永大噴火は、歴史時代の富士山三大噴火の一つであり、他の二つは平安時代に発生した「延暦の大噴火(800年 - 802年)」と「貞観の大噴火(864年 - 866年)」である。宝永大噴火以後、2015年に至るまで富士山は噴火していない。 特徴は噴煙の高さが上空20kmと推定される〔2009年10月の静岡大防災総合センターの小山真人らの研究による、3箇所、市川三郷町、下條村、名古屋市の噴火が見えたとする古文書からコンピュータを用いた立体画像で割り出した値。(読売新聞2009年10月11日13S版26面)〕火山爆発指数VEI5〔のプリニー式噴火と大量の火山灰である。実際に100 km離れた江戸にも火山灰が積もった。ただし溶岩の流下は見られていない。地下20km付近のマグマが滞留することなく上昇したため、脱水及び発泡と脱ガスが殆ど行われず、爆発的な噴火となった〔富士火山 1707 年および 864 年噴出物の比較岩石学 日本火山学会講演予稿集 1990(2), 23, 1990-11-06〕〔富士火山864年/1707年玄武岩質噴出物中の斜長石斑晶について 〕。噴火がみられたのは富士山の東南斜面であり、合計3つの火口が形成された(宝永山)。これらは標高の高い順に第一、第二、そして第三宝永火口とよばれ、互いに重なり合うように並んでいる。ただし麓から見ると最も大きい第一火口のみが目立つ。なお、宝永山は登山道が整備されているため登山が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝永大噴火」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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