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富岡製糸場と絹産業遺産群(とみおかせいしじょうときぬさんぎょういさんぐん、Tomioka Silk Mill and Related Sites〔当初の暫定リスト記載英語名は、The Tomioka Silk Mill and Related Industrial Heritageであった( p. 56)。しかし、世界遺産センターに受理された推薦書の英語名はTomioka Silk Mill and Related Sitesとなっている。〕)は、群馬県富岡市の富岡製糸場、および伊勢崎市、藤岡市、下仁田町の2市1町に点在する養蚕関連の文化財によって構成される世界遺産暫定リスト記載物件である。2007年1月にいわゆる近代化遺産として日本で最初に暫定リストに含まれた物件であり、日本の近代化への寄与にとどまらず、絹産業の国際的技術交流および技術革新を伝える文化遺産として2013年1月に世界遺産センターに推薦書が提出された。2014年6月に第38回世界遺産委員会(ドーハ)において、世界遺産へ正式に登録された〔Sites in Iraq, Japan, the Netherlands and Saudi Arabia inscribed on World Heritage List (世界遺産センター)〕。 == 概要 == この世界遺産は2003年以降、推薦の動きが本格化した。もとは富岡製糸場を世界遺産に推す動きから始まったが、群馬県内の様々な養蚕業・製糸業の関連遺産、さらにそれらの流通を支えた鉄道などからも推薦候補が選定された。当初は4市3町1村の10件の文化財群で構成されていたが、世界遺産としての価値の証明の観点などから絞込みが行なわれ、最終的に、官営模範工場として開業し、日本の製糸業の発展に大きな影響を及ぼした富岡製糸場(富岡市)、「清涼育」と呼ばれる養蚕技術を確立し、養蚕農家の様式にも影響を与えた人物の住宅であった田島弥平旧宅(伊勢崎市)、「清温育」と呼ばれる養蚕技術を確立し、蚕業学校によって知識や技術の普及を図った組織のありようを伝える高山社跡(藤岡市)、冷涼な環境での蚕種貯蔵によって、春だけでなく夏から秋にかけての養蚕を可能にし、ひいては生糸生産量の増大にも貢献した荒船風穴(下仁田町)という4件の構成資産が選定された。 既存の世界遺産には産業遺産も多く含まれるが、絹産業を価値の中心にすえた物件は存在せず、上記4物件が絹産業の技術交流や技術革新になした貢献は、世界遺産としての顕著な普遍的価値を備えているという判断からの推薦であり、2013年1月に世界遺産センターに正式な推薦書が受理された。 これに対し、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議 (ICOMOS) は現地調査などを行った上で、2014年4月に「登録」を勧告した。この勧告に基づいて同年6月の第38回世界遺産委員会で審議され、正式登録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富岡製糸場と絹産業遺産群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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