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富樫 満成(とがし みつなり、生年不詳 - 応永26年2月4日(1419年2月28日))は、室町時代の武将、守護大名。官位は兵部大輔。富樫満家の子とも、富樫氏庶流にあたる久安氏〔富樫満家の大叔父にあたる富樫家明を祖とする一族。満成の父とされる家永は家明の孫。〕の一族、久安家永の子とも。 == 経歴 == 幼少の頃より足利義持に仕え、義持が将軍となった後も近臣として寵愛を受けた。 富樫氏は南北朝の動乱期に足利尊氏に付き従い活躍した富樫高家が加賀の守護に任じられて以降、代々守護職を世襲していた。しかし、元中4年(南朝)/嘉慶元年(北朝、1387年)に守護富樫昌家が没してから、加賀の守護職は斯波氏の手に奪われていた。 満成は義持を後ろ盾として加賀守護への復権を狙っていたとされ、応永21年(1414年)に加賀守護の斯波満種が義持の忌避に触れて守護職を更迭された事件にも何らかの形で関わったと考えられる。満種の失脚後、満成が加賀南半国の守護に任じられた。一方、加賀北半国の守護には富樫満春〔富樫満家の子。満成を満家の子とする場合、兄弟にあたる。〕が任じられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富樫満成」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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