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富樫 満春(とがし みつはる、生年不詳 - 応永34年6月9日(1427年7月3日))は、室町時代の武将、加賀の守護大名。通称、富樫介。父は富樫満家、子に持春、教家、泰高。兄弟に満成〔満成は富樫氏庶流の久安氏出身という説も。〕。 父の満家は先代当主であり加賀守護の富樫昌家の弟である。南朝:元中4年/北朝:嘉慶元年(1387年)に昌家が没して以来、守護職は斯波氏の手に移っていたが、応永21年(1414年)に斯波満種が将軍足利義持の勘気を受けて守護職を更迭されると、義持に近侍していた満成が加賀南半国の守護に任じられ、同時に満春も北半国守護に任じられた。 応永26年(1419年)2月に満成が政争に敗れて殺害されると、満春は義持から満成が任じられていた加賀南半国守護の兼任を任じられ、結果として加賀一国の守護となった。その後も満春は義持や足利義量に仕え、重用されたようである。 応永34年(1427年)に没した。家督と加賀の守護職は長男の持春が継いだ。 == 関連項目 == * 富樫氏 * 上杉禅秀の乱 - 南半国守護満成の失脚・滅亡の遠因となった事件 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富樫満春」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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