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富永 皓(とみなが ひろし、1935年 - )は、日本の和裁職人。現代の名工。江東区指定無形文化財(工芸技術)保持者。大相撲の呼出が身に着ける裁着袴(たっつけばかま)の製作を手掛け、呼出の裁着袴はすべて富永の手によるものである。 == 経歴・人物 == 1935年(昭和10年)東京都江東区深川で和裁職人の家に生まれる〔。24歳で父につき和裁を習得した。第44代横綱の栃錦の着物を仕立てていたこともあったという〔放送記録 〕。1950年頃(昭和35年頃)呼出寛吉から呉服店を通して裁着袴の製作を依頼され、父が型紙を製作、数年後から裁着袴の製作にかかわるようになった。 すべて手縫いで裁着袴を製作しているのは富永だけである〔。 1996年3月22日 「相撲呼出し裁着袴製作」が江東区登録無形文化財、2013年4月3日 江東区指定文化財となった〔。 2006年11月に栽着袴に関する技能に卓越しているとして現代の名工の表彰を厚生労働省から受けた。 大相撲呼出の裁着袴製作を一手に引き受ける一方で技術伝承にも尽力し、一般社団法人全国和裁着装団体連合会の和裁講習会での講師、中村稠之和裁技能者一門会の代表者となり産業スクーリング事業への参加、深川江戸資料館でたびたび実演を行う〔 〕など技術の披露普及に携わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富永皓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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