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富永 讓(とみなが ゆずる、1943年5月25日 - )は日本の建築家。法政大学名誉教授。 1943年、台湾の台北市に生まれる(本籍は奈良県大和郡山市)。1967年、東京大学工学部建築学科卒業。1967年から1972年にかけて菊竹清訓建築設計事務所に所属。1972年に富永讓+フォルムシステム設計研究所を設立し主宰するかたわら、多くの大学で教える。 個人住宅から近年の大きな建物まで、富永讓はその計画と作品を通して、しばしば白く、構造から独立した、ル・コルビュジエ的「純粋直方体(prisme pur)」を進化させる努力を続けているが、それは機械の時代の美学からは解放された、彼独自の「建築の詩」に基づいている。この試みによって、諸々の幾何学的ヴォリュームを人間的尺度の時空の調和のなかで組み合わせることを断念せずに、彼は現代社会の具体的要請に応えることに成功している。ひらたタウンセンター(医療・福祉部門と文化部門がそれぞれ2000年と2002年に竣工、2003年日本建築学会賞作品賞)はその最も完成された例である。 == 主要作品 == *1973 青山南町の住宅、東京 *1976 香取宝飾店、東京 *1977 上田の住宅、長野 *1978 小田原の住宅、神奈川 *1979 武蔵新城の住宅、神奈川 *1980 経堂の住宅、東京 *1984 新ゆりグリーンタウン、神奈川 *1986 荏田の住宅、神奈川 *1986 幸風苑(特別養護老人ホーム)、神奈川 *1992 Topoi(土橋邸)、静岡 *1993 熊本市営新地団地C(くまもとアートポリス参加プロジェクト) *1994 ホテル・ザ・クレイン、神奈川 *1994 大船の住宅、神奈川 *1997 駒込曙町の住宅、東京 *1998 今井ニュータウン(Dブロック)、長野 *1999 茨城県営長町アパート *2002 ひらたタウンセンター、山形 *2002 エンゼル病院、福岡 *2006 成増高等看護学校、東京 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富永譲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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