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富田一色けんか祭(とみだいしきけんかまつり)は、三重県四日市市富洲原地区の富田一色町でお盆に行われる大念仏に類似する祭礼。富田一色地区連合自治会によって開催される。以前は富田一色の人口が多くて盛大な規模であったが、富田一色地区の青年団を構成する人口が減少したので同じ富洲原地区の同窓生である周辺の松原地区や天ヶ須賀地区の若い男性の応援があり、男性のみの女人禁制で開催される。喧嘩のような激しい格闘をしてかつては死者が出る祭りであった。富田一色飛鳥神社の前の富田一色広小路町の広小路大通りを中心に開催される。 ==概要== *「やーそれ やーそれ」の威勢の良い掛け声と共に鉦の太鼓を担いだ白装束の若者たちが、激しいぶつかり合いの喧嘩行事を演じる富田一色けんか祭りは、鉦と太鼓を乱打して悪魔を追い払い、精霊を迎える大念仏の一種である。祭事は富田一色地区の富田一色町内の19町の自治会が北組・中組・南組の3組に分かれていて、それぞれに長さ約6mの丸太の棒に吊るされた以下2つの道具で担ぐ。 #直径約1mで重さ約100kgの鉦1個 #長さ約1mで直径60cmの太鼓6個 *正午前に富田一色町内へ繰り出すシーンから開始する。富田一色地区の各町名入りの揃いの以下の衣類を着用する。 #半袴 #ショートパンツ #鉢巻き *白装束の宮守たちは、各組との約200人である。午後1時過ぎ「カーンカーンドーンドーン」と賑やかな音を上げて、飛鳥神社の前の広小路通り自治会で名物行事の激しい練りが行われる。神社内の境内に突っ込もうとする鉦の組を太鼓を持って待ち構えた組が行く手を遮り、押し戻そうと激しくもみ合い、景気づけに宮守たちの頭上めがけてバケツの水が何杯もぶっかけられる。宮守たちは、全員汗と水まみれとなる、太鼓の組を押しのけて無事に鉦の組が富田一色飛鳥神社の境内に入った後は、太鼓の組同士のぶつかり合いとなる。かつては流血が当たり前の死人が出る凶暴な祭りであったが、現在は富田一色の若い男性が不足して外部からの参加がある、おとなしい祭事である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富田一色けんか祭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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