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富田 耕生(とみた こうせい、1936年2月4日〔 『声優名鑑』、548頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783〕 - )は、日本の声優・俳優・ナレーター。ぷろだくしょんバオバブ所属で、初代社長を経て現在は顧問。東京府(現東京都)出身。中央大学法学部政治学科卒業。かつては本名の富田 耕吉(とみた こうきち)〔名義で活動していた。血液型はO型。 == 経歴・人物 == 趣味は旅行や読書(時代小説の読破)。特技はスキー(1級)、ゴルフ(シングル)。普通免許、自動二輪免許の資格を持っている。 数々のアニメ、洋画の吹き替えに出演している。手塚治虫原作アニメの大半で、ヒゲオヤジ役を担当している。またあまり知られていないが、日本テレビ版『ドラえもん』で主人公であるドラえもんを演じた初代ドラえもん役声優でもある。また、ドラえもんが「あらよっと」という掛け声で道具を出したのは富田のアドリブである。途中で野沢雅子に変わったのは富田が交通事故を起こしたからだという噂があったが、これは『モンシェリCoCo』の製作打ち合わせのため、日本テレビ動画の新潟スタジオに行く途中に下崎闊が交通事故を起こしたことに起因する。後に下崎は『モンシェリCoCo』放送時、スタッフとのトラブルで制作主任を降板。そのため「『モンシェリCoCo』のプロデューサーが交通事故を起こしたため辞めた」と言う噂がたち、その噂が一人歩きし、いつのまにか「交通事故で富田耕生が降りた」という噂になっていたという。なお大山のぶ代の演じた劇場版ドラえもんでは番外編を含めて三度出演しているがその内二回は悪役である。 洋画の吹き替えにおいては一癖も二癖もある俳優の芝居に引けを取らないインパクトを利かせる〔吹替の帝王 2012年10月23日閲覧。〕。 赤塚不二夫原作のアニメとも深い関わりがある。1969年から1970年にかけて放送された『もーれつア太郎』の第1作アニメ版では、ブタ松とべしの2役に声をあてている。1988年には『おそ松くん』の第2作アニメ版にも出演。同年に放送されたセガ・マークIII用ソフト『天才バカボン』のCMでは、1984年に死去した雨森雅司に代わってバカボンのパパに声をあてている。この出演以降、ほとんどの作品においてバカボンのパパの声を担当している。なお、『ア太郎』では、『おそ松くん』からのスピンオフキャラであるデカパンにも声をあてている。 青二プロダクションを離れぷろだくしょんバオバブの設立に関わったため、青二がキャスティング協力している東映アニメーションの作品は、近年では『デジモンアドベンチャー02』『新・キューティーハニー』を除き、出演していない。 2009年、第3回声優アワード功労賞を受賞。 2014年からは1月27日に死去した永井一郎に代わり、『名探偵コナン』の鈴木次郎吉役を担当することとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富田耕生」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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