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若山城(わかやまじょう)は、周防国都濃郡富田(現山口県周南市)にあった日本の城(山城)。守護大名大内氏の親族であり歴代その重臣でもあった陶氏の本城である〔近藤清石『山口県風土誌』の説による。平城を本城と見る説もある。〕。県指定文化財。 == 概要 == 連郭式の中世山城で、若山山頂(標高217メートル)の本丸を中心として、東側に伸びる尾根に二の丸と三の丸、西側に伸びる尾根には西の丸と蔵屋敷が配されていた。これらの連郭部分は差し渡し約400m。各所に空堀・竪堀があり、特に本丸の北東側には畝状竪堀の跡が多数現存する。西の丸の一部には石垣も見られる。山陽道や瀬戸内海を望む交通の要衝に位置しており、海からの攻撃を防ぐため、二の丸から本丸に連なる部分や東側の尾根などに壇床と呼ばれる段々状の曲輪がある。 若山の西側には的場川とそれを挟む狭い低地があり山口に至る街道を形成している。東側は深い谷を挟んで嶽山(標高364m)があり、その向こうの平野には陶氏の居館、平城の跡がある。 現在では若山城跡として整備され、二の丸・三の丸までは車で登ることができる(数台程度が駐車可能)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「若山城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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