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(n) wealth tax =========================== ・ 富 : [とみ] 【名詞】 1. wealth 2. fortune ・ 富裕 : [ふゆう] 1. (adj-na,n) wealth 2. riches 3. opulence ・ 富裕税 : [ふゆうぜい] (n) wealth tax
富裕税(ふゆうぜい)とは、資本課税の1つで、総資産から総負債を差し引いた純資産に対して課税する税金のことである。 ==概要== 富裕層の純資産に対して、毎年課税を行うことにより、冨の偏在を是正することを目ざしている。一方で資本の国外逃避や頭脳流出が生じ、最終的に租税収入が減少すること等の反対論がある。 この税を実施している国はスイス、オランダ、ノルウェー、インド等で、ヨーロッパが中心である。一方、この種の課税を廃止した国もあり、オーストリア、デンマーク、ドイツが1997年、スウェーデンが2007年、スペインが2008年、フランスが2015年〔フランス政府、実施2年で「75%富裕税」を廃止へ 、東亜日報、2015年1月27日、同年2月17日閲覧〕に廃止している。 なお、ドイツが廃止〔財産税法自体は廃止されていないので、正確には徴税停止状況にある。一部に、復活を求める議論もある。〕したのは、ドイツ連邦憲法裁判所が、その判決〔BVerfG-Beschluß vom 22.6.1995 (2 BvL 37/91)〕で、現状は不動産とそれ以外の資産で評価が公平でないため違憲状況にあり、また税率にも一定の限度があると判断した結果である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富裕税」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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