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寳熙 ( リダイレクト:宝熙 ) : ウィキペディア日本語版 | 宝熙[ほうき]
宝熙(ほうき、ボーヒ、 転写:Boo-hi、)は、清末・中華民国・満州国の政治家。字は瑞臣。号は沈盦。満州正藍旗の人。 == 事績 == 1892年(光緒18年)、壬辰科進士となる。以後、翰林院侍読、国子監祭酒、内閣学士、度支部右侍郎、学部左侍郎、山西省学政、憲政編査館提調、修訂法律大臣、総理禁煙事務大臣、実録館副総裁、崇文門副監督を歴任した。中華民国成立後も政界に留まり、北京大総統府政治顧問、政治会議会員に任ぜられ、1914年(民国3年)3月には鑲白旗漢軍副都統、約法会議議員となっている。5月、参政院参政となった〔徐主編(2007)、2834-35頁。〕。 1932年(大同元年)3月9日に満州国が正式に建国され、この際に宝熙は執政府内務処長に任命された〔郭主編(1990)、1750頁。〕。満州帝国に改組された1934年(康徳元年)3月1日に参議府参議へ移り〔郭主編(1990)、1768頁。〕、1937年(康徳4年)5月7日に宮内府顧問官に転じた〔「満州国内閣改造きょう発表、六大官勇退」『東京朝日新聞』1937年5月8日夕刊。〕。1942年(康徳9年)10月22日、死去〔郭主編(1990)、1768頁。〕。享年72。
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