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寺尾正二 : ミニ英和和英辞書
寺尾正二[てらお しょうじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [お]
 【名詞】 1. tail 2. ridge 
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
: [に]
  1. (num) two 

寺尾正二 : ウィキペディア日本語版
寺尾正二[てらお しょうじ]
寺尾 正二(てらお しょうじ、1913年7月13日〔『司法大観』p.92(法曹会、1967年)〕 - 没年不明)は日本の裁判官弁護士
==経歴==
愛媛県越智郡波方町(現・今治市)生まれ〔。中央大学法学部卒業。1936年11月、司法科試験合格。1937年6月、司法官試補(東京)。1938年12月、札幌地方裁判所予備判事に就任。樺太地方裁判所、大阪簡易裁判所、大阪地方裁判所判事を経て、1952年2月に東京地方裁判所へ転任し、1961年まで最高裁判所調査官を兼任。この間、1957年には八海事件における死刑判決を破棄し、審理を広島高等裁判所へ差し戻す。
その後、徳島地方裁判所・徳島家庭裁判所所長を経て、1970年8月に東京高等裁判所へ転任。1974年狭山事件の被告人石川一雄に無期懲役判決を言い渡す。前任者の井波七郎が検察寄りの判断をする判事とみなされていた一方、その後任者の寺尾は弁護側寄りの判断をする判事と目されており、石川に無罪判決を出すのではないかと期待する向きもあっただけに〔組坂繁之‎高山文彦『対論部落問題』p.83。〕〔鎌田慧『狭山事件: 石川一雄、四十一年目の真実』p.317。〕この判決は石川の支援者たちから怒りを買い、1976年、石川の冤罪を主張する社青同解放派から襲撃を受ける(東京高裁判事襲撃事件)。1978年に定年を迎えて退官し、弁護士に転じる〔菅野良司『裁判員時代にみる狭山事件』(現代人文社2009年)p.293-298。〕。弁護士としては三越事件を担当〔。自白の信用性について関心を持ち続けていたといわれる〔菅野良司『裁判員時代にみる狭山事件』(現代人文社2009年)p.299-301。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「寺尾正二」の詳細全文を読む




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