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寺田 博(てらだ ひろし、1933年 - 2010年3月5日)は日本の編集者、文芸評論家。 == 人物 == 長崎県に生まれる。早稲田大学教育学部を卒業。1961年、河出書房新社に入社。1962年に復刊された『文藝』の編集者として井伏鱒二や瀬戸内晴美などを担当。編集長に就いた。また容貌が丸谷才一に酷似していることを丸谷から随筆の材料にされた。 1979年、作品社設立に参加し、翌年文藝雑誌『作品』を創刊。編集長に就任したが、7号で休刊となる。 1981年、福武書店(現ベネッセ)に入社し、『海燕』創刊編集長、取締役出版事業本部長を歴任。1994年退職。著書として、時代小説案内や回想記を刊行。 中上健次や島田雅彦、吉本ばなな、小川洋子など才能ある多くの新人作家を発掘し文学界の名伯楽と呼ばれたが、中上にビールビンで殴られて病院に運ばれたこともある。(著書「昼間の酒宴」より)。 晩年に、編集者同士の共編著『編集とは何か』(粕谷一希・松居直・鷲尾賢也と、藤原書店、2004年)を出版。 2010年3月5日、結腸がんで死去。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寺田博」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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