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寺田寅彦 : ミニ英和和英辞書
寺田寅彦[てらだ とらひこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [とら]
 【名詞】 1. third sign of Chinese zodiac (The Tiger, 3a.m.-5a.m., east-northeast, January) 

寺田寅彦 : ウィキペディア日本語版
寺田寅彦[てらだ とらひこ]

寺田 寅彦(てらだ とらひこ、1878年明治11年)11月28日 - 1935年昭和10年)12月31日)は、戦前日本物理学者随筆家俳人であり吉村冬彦(大正11年から使用)、寅日子、牛頓(“ニュートン”)、藪柑子(“やぶこうじ”)の筆名でも知られる。高知県出身(出生地は東京市)。
== 略歴 ==

* 1878年(明治11年)11月28日 - 東京市麹町区(現在の千代田区)に高知県士族(旧足軽)寺田利正・亀夫妻の長男として誕生。寅年寅の日であったことから、寅彦と命名される。
* 1881年(明治14年) - 祖母、母、姉と共に郷里の高知市に転居。
* 1893年(明治26年) - 高知県尋常中学校(現・高知県立高知追手前高等学校)に入学。
* 1896年(明治29年) - 熊本第五高等学校に入学。英語教師夏目漱石、物理学教師田丸卓郎と出会い、両者から大きな影響を受け、科学文学を志す。
* 1897年(明治30年) - 阪井夏子(18831902)〔または坂井夏子〕(阪井重季の娘)と学生結婚。
* 1898年(明治31年) - 夏目漱石を主宰とした俳句結社紫溟吟社蒲生紫川厨川千江らとおこす。
* 1899年(明治32年) - 東京帝国大学理科大学に入学、田中館愛橘長岡半太郎の教えを受ける。
* 1902年(明治35年) - 妻・夏子死去。
* 1903年(明治36年) - 東京帝国大理科大学実験物理学科(首席)卒業、大学院進学。
* 1904年(明治37年) - 東京帝国大理科大学講師。
* 1905年(明治38年) - 浜口寛子と再婚。
* 1908年(明治41年) - 理学博士号取得。「尺八の音響学的研究」による。
* 1909年(明治42年) - 1月東京帝国大理科大学助教授。3月、地球物理学研究のためベルリン大学に留学。
* 1910年(明治43年) - ストックホルムスヴァンテ・アレニウス教授と会う。
* 1911年(明治44年) - パリ、イギリス、アメリカ(ニューヨーク、ボストン、ワシントン、ナイヤガラの滝、シアトル)経由で帰国。帰国後、農商務省から水産講習所における海洋学に関する研究を嘱託される。
* 1913年(大正2年) - ラウエのラウエ斑点発見に刺激され、自らX線回折実験を行い、「X線と結晶」をNatureに発表。また,著書「Umi no Buturigaku」を出版。
* 1916年大正5年) - 東大卒業式に「X線によって原子排列を示す実験」を天覧に供する。東京帝国大理科大学教授に就任(物理学)。
* 1917年(大正6年) - 7月、帝国学士院恩賜賞受賞。10月、妻寛子死去。
* 1918年(大正7年) - 酒井しん子と再々婚。
* 1922年(大正11年) - アルベルト・アインシュタイン来日。聴講。歓迎会出席。
* 1923年(大正12年) - 関東大震災調査。
* 1924年(大正13年) - 理化学研究所研究員兼務。
* 1926年(昭和元年) - 東京帝国大学地震研究所所員兼務。
* 1928年(昭和3年) - 帝国学士院会員。
* 1935年(昭和10年)12月31日 - 転移性骨腫瘍により57歳にて病没。遺骨は高知市寺田家墓地に埋葬。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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