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対潜戦(たいせんせん、)は、潜水艦に対する海戦のこと。潜水艦対対潜ユニットでの局地的対潜戦闘は、ASWと称され、敵対勢力との競合海域全般におよぶ、より広範囲の対潜水艦戦をシアターASW:戦域対潜戦と呼称する。 対潜戦では、他の形態の海戦と同様にセンサや兵器などの技術的進歩、訓練および経験、平時からの敵潜水艦の音紋や磁気特性などの継続的な収集(水中音響戦)と潮流など自然環境の観測、海戦術や航空戦術の改善、そして幸運が勝利をもたらす。とりわけ、最初に敵潜水艦を発見するソナーの役割は大きく、対潜戦の成否の鍵を握っている。潜水艦の破壊には航空機や水上艦、水中のプラットホームから発射される対潜兵器が使用される。 対潜戦の実行は同時に水中の脅威から艦隊・商船を護衛することになる。第一次世界大戦以降、潜水艦を含む脅威から商船を守るため護送船団が編成された。 == 黎明期 == 軍事用潜水艦の建造の試みは古くから様々に存在していたものの、実際に水中の乗り物による船舶へ最初の攻撃が行われたのは、アメリカ独立戦争中の1776年のタートル潜水艇による作戦であると一般に信じられている。この際、攻撃に用いられたのは、今でいう機雷だが、当時はトーピード(現在は一般に魚雷を指す)と呼ばれていた。最初の自航式魚雷は1863年に発明され、水上小型船舶から発射された。魚雷を装備した最初の潜水艦はNordenfeld IIであり、提案されたのはより早期であったものの、建造されたのは1886年であった。この間の1864年には、アメリカ連合国海軍の「H・L・ハンリー」により、初の撃沈スコアが記録されている。 1904~1905年の日露戦争においては、大日本帝国海軍・ロシア帝国海軍がともにホランド級潜水艦を導入していたことから、双方ともに相手の潜水艦を警戒して神経をすり減らすことになった。結局、いずれの潜水艦も実戦投入には至らなかったものの、これにより、戦史上初の対潜戦が展開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「対潜戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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