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対馬オメガ局(つしまオメガきょく)は、かつて長崎県上県郡上対馬町大増(現・対馬市上対馬町大増)に設置されていたオメガ航法のための送信局。海上保安庁が管理していた。塔の正式名称は対馬オメガ局送信用鉄塔〔http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kaiho-journal/kaiho-journal45.pdf かいほジャーナル45号 9ページ 2010年(平成22年)12月24日発行〕〔http://ci.nii.ac.jp/naid/110006854113 対馬オメガ局とオメガセンター〕で、通称「オメガ電波鉄塔」「オメガタワー」「オメガ塔」とも呼ばれた。 1970年(昭和45年)10月に建設工事が開始され、1975年(昭和50年)に完成。東洋一高い塔となる。同年5月から運用を開始し、GPSの普及に伴い1998年(平成10年)9月末に閉局。翌1999年(平成11年)1月に解体を開始し、2000年(平成12年)3月末に完了した。 解体開始までは地上454.83mの日本一高い建造物であった〔http://shop.plaza.rakuten.co.jp/bijoduka/diary/detail/201108080000/ 対馬旅行記-東洋一のオメガタワー〕。また、2010年(平成22年)9月13日に東京スカイツリーが地上461mになるまでは、日本史上最も高い建造物であった〔スカイツリー、実はようやく日本一…461mに - YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2010年(平成22年)9月13日(Wayback)〕。現在は日本史上2番目に高い建造物である。 自立塔ではなく、塔本体を多数のワイヤーで支える形式の塔のため、設置面積は舟志湾をまたいで1km四方におよび、中は空洞で垂直タラップが設置されていた。450m以上を垂直に登るのは非常に体力を要し、そのため途中に休憩所が設けられていた。 閉局に伴い、塔を保存しようという声も上がったが、維持管理などの問題から解体することが決定。現在はオメガ塔跡地公園として整備され、地上から10m程度がモニュメントとして残されている〔http://www.yado.co.jp/kankou/nagasaki/tushima/omega/omega.htm よかとこBY 九州観光〕。解体された鉄塔の一部は、近海の魚礁として沈設されている〔http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2010/0906omega/omega/ 【「日本一」の風景】「オメガ鉄塔」跡 - MSN産経フォト〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「対馬オメガ局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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