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DSRC()とは、車両との無線通信に特化して設計された5.8GHz帯のISMバンドを用いた一方向、または双方向の無線通信技術。専用狭域通信あるいは狭域通信と呼ばれる。 == 概要 == DSRCの特徴として、アンテナの指向性と高精度なキャリアセンスにより、通信エリアを意図的に狭くコントロールしている。高度道路交通システム()で利用されており、路側機と車載器の間の通信でドライバーへ様々なサービスが提供されている。 日本においては、ARIB STD-T75「狭域通信(DSRC)システム標準規格」により、相互接続性が確保されている。変調方式としてASK方式とπ/4シフトQPSK方式の2種類があり、ASK方式では1Mbps、π/4シフトQPSK方式では4Mbpsの通信速度を実現している。 ASK方式を使用したシステムとしてはETCがある。π/4シフトQPSK方式では、VICSなどのETC2.0(旧:ITSスポットサービス)に使用されているほか、ガソリンスタンドや駐車場などでのキャッシュレス決済、インターネット接続、物流管理などへの利用も期待されており、実用化や本格運用に向けた検討が進められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DSRC」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dedicated short-range communications 」があります。 スポンサード リンク
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