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FCS-3(00式射撃指揮装置3型)は、日本の防衛省技術研究本部が開発した艦載武器システム。射撃指揮装置(FCS)や艦載対空レーダーを統合した対空戦闘システムであり、同系統のシステムとして他にOPS-50A、OPY-1がある。 == 概要 == FCS-3は、試験艦「あすか」での試験を経て2000年(平成12年)に制式化された対空脅威の捜索・追尾を行なう多機能レーダーを中核とする対空戦闘システムである。多機能レーダーはCバンドで動作するアクティブ式フェーズドアレイレーダーであり、4面固定式の平板アンテナにより全方向の半球空間を探索する。多目標の捜索・探知・追尾・武器管制を自動化し、リアクションタイムを短縮している〔。また、電子機器の信頼性向上も行われた〔。 制式化後も開発は続き2009年(平成21年)の「ひゅうが」の就役により初めて改良型が実戦配備された。改良型の最大の改良点は、Cバンドレーダーに加えてミサイルの誘導を行うXバンドレーダーが追加された事と、新戦術情報処理装置OYQ-10等と連接されて新戦闘指揮システムATECS(Advanced Technology Combat System)のサブシステムの1つとして組み込まれるようになったことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FCS-3」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 FCS-3 」があります。 スポンサード リンク
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