翻訳と辞書
Words near each other
・ 将棋会館
・ 将棋倒し
・ 将棋倒し (事故)
・ 将棋倒し (遊び)
・ 将棋倒し事故
・ 将棋倒れ
・ 将棋倶楽部24
・ 将棋博物館
・ 将棋名人戦
・ 将棋名鑑
将棋図巧
・ 将棋大会
・ 将棋大会のシード条件
・ 将棋大賞
・ 将棋天国社
・ 将棋女子オープン
・ 将棋崩し
・ 将棋所
・ 将棋指し
・ 将棋文化振興議員連盟


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

将棋図巧 : ミニ英和和英辞書
将棋図巧[しょうぎずこう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しょう]
 【名詞】 1. commander 2. general 3. leader 
将棋 : [しょうぎ]
 【名詞】 1. Japanese chess 
: [ず]
  1. (n,n-suf) figure (e.g., Fig 1) 2. drawing 3. picture 4. illustration 

将棋図巧 : ウィキペディア日本語版
将棋図巧[しょうぎずこう]

将棋図巧(しょうぎずこう)は、江戸時代の棋士伊藤看寿により、宝暦五年(1755年)3月に江戸幕府に献上された詰将棋の作品集である。原書名は「象棋百番奇巧図式」という。兄の伊藤宗看が著した「将棋無双(象戯作物)」と並んで、江戸時代における詰将棋の最高峰といわれている。
9手詰(第50番)から611手詰(第100番)までの全100問からなり、特に超難解と言われる第8問や、その美しさから神局と言われる最後の3問(裸玉煙詰寿)が有名である。
その作風の多彩さから複数人物が筆者であるとする説もあり、近年の詰将棋の第一人者である上田吉一も「少なくとも3人の作者がいるのではないか」と述べている〔上田吉一『極光21』河出書房新社、2001年、164頁〕。
詰将棋作家としても知られる棋士の内藤國雄は、小学生時代に将棋図巧第1番を見て詰将棋を作り始めたと語り、自分の作品集にも「図式百番」というタイトルをつけている。
米長邦雄は、「将棋図巧と将棋無双の200題を全問解ければ四段(プロ棋士)になれる」との持論を展開していた。それは、ただ難問を解いて棋力が付くというだけでなく、不詰を含む難解な問題を延々解く忍耐力や、将棋に対する情熱が必要であるからとしている。

==参考文献==

*詰むや詰まざるや―将棋無双・将棋図巧(伊藤宗看・伊藤看寿、平凡社、1975年、ISBN 4582802826)
*図式百番(内藤国雄、毎日コミュニケーションズ、2005年、ISBN 4839901287)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「将棋図巧」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.