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将棋棋士の在籍クラス(しょうぎきしのざいせきクラス)は、タイトルなどの称号や段位とともに、日本将棋連盟所属の棋士(現役)の序列・階層構造をなすものである。 == 制度の概要 == 在籍クラスの制度は、かつては、順位戦のクラス・順位のみであったが、1987年(1988年度)の竜王戦発足以降は竜王戦の組のシステムも新たに加わり、以降、両制度が並行している。なお、両制度とも1年に1期である。 竜王戦(竜王ランキング戦)のクラスは1組 - 6組の6つがあり、番号が若い組に在籍する棋士ほど竜王挑戦権を得やすいシステムになっている。各組の定員は、竜王1名を除いて、1組 - 3組が16名、4組 - 5組が32名、6組は定員の規定なしである。上の組と下の組との間では、毎年、原則として4名ずつが入れ替わる。したがって、2組、3組では、1期(1年)で半数の顔ぶれが変わる。(以上、詳細は''竜王戦'' を参照。) 順位戦のクラスは、A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5つがあり、A級の優勝者だけが名人挑戦権を得る。したがって、順位戦初参加から名人挑戦までには少なくとも5年かかる。各クラスの定員は、名人1名を除いて、A級が10名、B級1組が13名であり、B級2組以下は定員が定められていない。上のクラスと下のクラスとの間の入れ替えは、A級とB級1組との間、および、B級1組とB級2組との間では原則として2名。そして、C級1組からの昇級は2名、C級2組からの昇級は3名である。B級2組 - C級2組からの降級は、1期だけの成績不振ですぐに降級しない「降級点」のシステムとなっている。C級2組から陥落すると、順位戦に参加できないフリークラスとなる。(以上、詳細は''順位戦'' を参照。) なお、竜王戦も順位戦も入れ替え戦は行われず、同じクラスの棋士同士の対戦結果のみで昇級・降級が決まる(ただし、厳密には例外がある〔竜王戦も順位戦も基本的には同じクラス同士の対戦結果のみで次期のクラスが決まるが、竜王戦で3組以下の棋士がその組で優勝し、さらに本戦トーナメントでも勝ち上がって竜王挑戦者となった場合は、竜王戦七番勝負で敗れても1組に飛び昇級する。したがって、この場合は例外的に、本戦トーナメントで他の組の棋士と対局した結果が、次期の在籍クラスに影響を与えることになる。〕)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「将棋棋士の在籍クラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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