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『将軍家光の乱心 激突』(しょうぐんいえみつのらんしん げきとつ、''幕府風雲 激突'', ''Shogun's Shadow'')は、1989年の日本映画。監督:降旗康男、アクション監督:千葉真一、製作:東映、カラー・ワイド・ビスタ・サイズ、111分。第39回ベルリン国際映画祭招待作品。 == 解説 == 「ザ・痛快・時代劇」「命がけだからおもしれぇ」をテーマにし、アクション・サスペンスを盛り込み、異なる戦闘・戦術のプロフェッショナルである7人の浪人が、徳川幕府から放たれた剣豪・大軍と壮絶な死闘を展開する作品。映画の最も面白い要素の一つ、ある者を巡って繰り広られる攻防に、浪人たちの奇抜な戦闘・戦術が描かれている〔。アクション監督の千葉真一は、幾重にも立ち塞がる強敵を倒し、様々な危険を突破していく冒険活劇を時代劇で製作したかったため、戦いと冒険がストーリーの中心になっている。千葉が企画した作品ではあるものの、自身は主演でなくアクション監督として演出に専念〔〔JACスーパーアクション in 激突。〕。監督の降旗康男は千葉の演出時には裏方へ回り、「ドラマとアクションが互いに相乗効果となり、千葉ちゃんと私を頭にして、スタッフ・キャストの皆で創り上げた」と語っている〔。伊庭庄左衛門役の千葉のクレジットタイトルもキャストロールではなくスタッフロールに表記されており、千葉率いるジャパンアクションクラブ (''JAC'') の甲斐道夫に伊庭の演技を一部吹き替えさせ、スタント全てを''JAC'' が受け持つようにした〔〔〔。 俳優・スタントマン全員に掛けられた保険金の総額は4億円に及び、''JAC'' 所属の真矢武と浅利俊博のみが全て自分で演じている〔〔『激突』を盛り上げたJACコマンドの精鋭たち、21頁。〕。このような過程で出来上がったシーンの中には、西部劇『ワイルドバンチ』、映画『明日に向かって撃て!』、山田風太郎の伝奇小説へのオマージュもある〔〔。ほかにも絶壁から川への飛び込みは映画『柳生一族の陰謀』、竹をしならせて飛び降り馬を強奪するのはテレビドラマ『柳生一族の陰謀』第11話「幻の混血美女」、馬の脇腹に隠れての乗馬は第27話「美女と野獣」、馬の転倒は映画『戦国自衛隊』、峡谷での綱渡りはテレビドラマ『影の軍団IV』第17話「魔女三人江戸を裂く」、ロープにぶら下がってブランコのように飛び移りは映画『燃える勇者』など、かつて千葉真一が演じ・演出したスタントをアレンジして再現された〔。乗馬・騎馬では千葉が『戦国自衛隊』で重用したクォーターホースを本作でも再び採用した〔〔。全編を網羅する馬は八ヶ岳周辺の牧場などから計1,500頭を調達しており、馬もケガのないよう、転倒シーンでは入念な準備とリハーサルを行い、撮影されている〔〔。東映京都撮影所のほか、城陽市のオープンセット・富士山の麓(御殿場)・弘法池近辺にある手取渓谷・姥ケ滝・宇曽川・京都下鴨神社・京都大覚寺・永観堂など各地でロケーション撮影が行われた〔〔〔〔クレジットタイトルより。〕。 海外からもスタッフ・俳優を招聘。映画『タワーリング・インフェルノ』『炎の少女チャーリー』で、炎に焼かれる人々を手がけたファイアースタントコーディネーターのジョージ・フィッシャーが、終盤の「人馬もろとも、火だるまになりながら疾走する」というアクション効果を担当した〔〔。日本映画として初の試みで、スタントは卯木浩二が行っている〔〔。7人のプロフェッショナルには、『少林寺2』や『酔拳2』に出演した中華人民共和国の俳優・ タイトルは当初『激突』だけであったが、岡田茂東映社長が「将軍家光の乱心」を付け加えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「将軍家光の乱心 激突」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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