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柳家 小ゑん(やなぎや こえん)は、落語家の柳家小さん系の名。これまでに柳家小ゑんを名乗った落語家は5人存在する。 * (1861年4月8日 - 1915年11月26日)本名、上田(後に山田、市川を経て山本)権次郎。建具職上田八五郎の倅。10歳で初代談洲楼燕枝の門下に入り小燕から小燕枝、1877年、8年頃に錦枝、同10年代後半に3代目柳家小さんの門下でさん枝から同20年代後半に枝之助(枝の助)、明治20年代末に三遊派にて初代三遊亭圓右の門下で右鶴、1896年に3代目柳家小さんの門下で小ゑんとなった。大正に入り歌舞伎の囃子方に転向し、望月長兵衛と名乗ったという。渾名(あだな)は体をむずむずさせて落語を演じた事から「むず権」。 * 後の8代目柳家小三治。真打昇進まで名乗る。 * 後の7代目立川談志。二つ目の時に名乗る。 * 後の6代目柳家小さん。同じく二つ目の時に名乗る。 * 本名、富田実。本項にて詳述。 ---- == 当代柳家小ゑん == 柳家 小ゑん(1953年9月15日 - )は、東京都目黒区出身の落語家。落語協会所属。本名、富田 実(とみた みのる)。出囃子は「ぎっちょんちょん」。 天文ファンとしても知られており、『天文ガイド』に「星空川柳」を連載しているほか、各地のプラネタリウムにて「星空寄席」を行ったり、星空の解説を行っている〔CD紹介のインフォメーション より。〕。また小惑星の「小ゑん」は柳家小ゑんにちなんで名付けられた。江戸の言葉遊び「雑俳」にも造詣が深く、一方で新作落語にも取り組む。 タレントの関根勤とは小学生時代の同級生で、互いに相手を笑わせようと日々物真似などに興じていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柳家小ゑん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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