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小リンネ
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小リンネ ( リダイレクト:カール・フォン・リンネ (子) ) : ウィキペディア日本語版 | カール・フォン・リンネ (子)
カール・フォン・リンネ (子) (Carl von Linné den yngre, Carolus Linnaeus filius, 1741年1月20日 - 1783年11月1日) は、スウェーデンの博物学者。「分類学の父」といわれるカール・フォン・リンネ(大リンネ)の息子であり〔松尾信一(1990)「信州大学農学部所蔵特殊コレクション・欧米書籍について」信州大学農学部紀要. 27(2): 91-114〕、同名の父と区別するために小リンネとも表記される。 == 概要 ==
9歳の時にウプサラ大学に入学し、父カールの教え子であったペール・レーフリング (Pehr Löfling)、ダニエル・ソランダー、ヨハン・ペーテル・ファルク (Johann Peter Falck) らに指導を受けた。1763年には、父の跡を継いでウプサラ大学の臨床薬理学の学長となった。 大リンネの死後、遺された仕事はカールが引き継いだ〔。カールは、大リンネが『植物の種』(Species Plantarum)と『植物の属』(Genera Plantarum)でまとめた植物分類についての追補を行い、その成果を『植物の種 補遺』(Supplementum Plantarum)にまとめた。 1783年に死去。空いた植物学教員のポストには、カール・ツンベルクが就いた〔MacOwan, F.L.S., F.R.H.S. 1886. Annual address read before the South African Philosophical society. Transactions of the South African Philosophical Society, 4 30-53〕。大リンネから引き継いだ膨大なコレクションは、母によってイギリスの植物学者であるジェームズ・エドワード・スミスに売却された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カール・フォン・リンネ (子)」の詳細全文を読む
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