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慢性リンパ性白血病(まんせいリンパせいはっけつびょう、)とは、小型で細胞質が乏しい成熟Bリンパ球性の慢性白血病である。白血球細胞は骨髄、リンパ節、末梢血で増加する。欧米では白血病の中でも多い病型であるが、アジア人には少ない疾患である。 白血病細胞が主にリンパ節で増殖する場合には小リンパ球性リンパ腫(Small lymphocytic lymphoma; SLL)と呼ばれるが、CLLとSLLは本質的には同一の疾患であり、同一の疾患の異なる側面を見ているに過ぎないとされている。そのため現在、CLLとSLLはあえて分けず慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)として単一の疾患として論じられ、WHO分類ではリンパ増殖性疾患に分類される。 == 概要 == 慢性リンパ性白血病とは小型のCD5+の表面抗原を持つ成熟Bリンパ球が末梢血と骨髄で自律的に増殖するリンパ性腫瘍とされている〔浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、ISBN 4-8306-1419-6、p.1475〕。進行は遅いことが多く、患者によっては無治療のまま天寿を迎えることもあるが、病期が進んでくると貧血や血小板減少、日和見感染や自己免疫疾患をおこすことがある。高齢者および男性に多い疾患で人種的には欧米で多く、アジアでは稀な疾患である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慢性リンパ性白血病」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 B-cell chronic lymphocytic leukemia 」があります。 スポンサード リンク
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