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小倉玉屋 : ミニ英和和英辞書
小倉玉屋[こくらたまや]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [そう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [たま, だま, ぎょく]
  1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin
玉屋 : [たまや]
 (n) jeweler

小倉玉屋 : ウィキペディア日本語版
小倉玉屋[こくらたまや]

小倉玉屋(こくらたまや)はかつて福岡県北九州市小倉北区で営業していた日本の百貨店
== 歴史 ==

=== 白崎百貨店問題 ===
小倉玉屋開業までには紆余曲折があった。問題は1935年昭和10年)に小倉市が市有地を百貨店用地として売却することを決めたことに始まる〔遠城(2003):247-248ページ〕。当初、小倉市は松屋百貨店に打診したものの、後に京都の呉服商で玉屋と関係が深い白崎忠男に売却することに決定した〔遠城(2003):247ページ〕。
当時の小倉市にはすでにかねやす百貨店が存在しており、井筒屋の建設も決まっていた〔。これ以上百貨店が増えることで小倉の経済に悪影響が生まれることを恐れた魚町京町などの商人達は「小倉小売商店連盟」を結成して百貨店誘致に反対し〔遠城(2003):248ページ〕、商工会議所の会頭も計画に苦言を呈した〔遠城(2003):248-249ページ〕。さらに城内に移転したばかりの八坂神社の宮司代達も参道の変更を余儀なされるとして計画変更の要請を行った〔。一方で、地元の室町や勝山町、大門町等の町総代らは「大小倉市発展期成同盟会」を結成し誘致運動を行い〔遠城(2003):250ページ〕、両者が激しい運動を繰り広げた。
両者の対立は市会での立憲政友会立憲民政党の駆け引きも絡んで長期化し〔遠城(2003):256ページ〕、反対派の議員が百済文輔市長の辞職を求める〔遠城(2003):254ページ〕などして市政は大きく混乱したが、結局1936年(昭和11年)5月に畑山四男美県知事が仲裁することになり、建設は認めるが参道を維持すること、地元に配慮すること、両者が和解することなどを裁定して、なんとか事態は決着した〔遠城(2003):255-256ページ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小倉玉屋」の詳細全文を読む




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