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小劫 ( リダイレクト:劫 ) : ウィキペディア日本語版
劫[こう, ごう]

こう)は仏教などインド哲学の用語で、極めて長い宇宙論的な時間の単位。サンスクリット語のカルパ (kalpa कल्प) の音写文字「劫波(劫簸)」を省略したものである。
循環宇宙論の中で、1つの宇宙(あるいは世界)が誕生し消滅するまでの期間と言われる。また、ブラフマー(仏教では梵天)の1(半日とする説もある)に等しい。
西洋では、まれにイーオン (aeon) と意訳されることがある。
==ヒンドゥー教==

ヒンドゥー教では、1劫(カルパ) = 1000マハーユガ (mahayuga)、1マハーユガ = 4ユガ (yuga) = 神々の12000年(4つのユガは不等長で、1ユガ =神々の4800、3600、2400、1200年)、神々の1年 = 360太陽年とされている。
つまり、1劫 = 43億2000万年である。
なお、マハーユガを神々のユガ、あるいは単にユガということもあるため、1劫 = 1000ユガとする資料もあるが、同じ意味である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「劫」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kalpa (aeon) 」があります。




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