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小合溜井(こあいためい)は、東京都葛飾区と埼玉県三郷市との県境に位置する池。小合溜(こあいだめ)とも呼ばれる。 == 概要 == 小合溜井は、江戸時代に作られた溜井の1つ。「溜井」とは、用水を確保するために河川を堰き止めて作った用水池〔大石学『地名で読む江戸の町』p.218。〕である。古利根川(中川)の一部で亨保14年(1729年)徳川吉宗指示の元、紀州藩出身の井沢弥惣兵衛が水害防止、及び灌漑用水を調整する遊水池として設けたものである〔都会の水郷 水元公園 - 東京都公園協会、2015年11月15日閲覧。〕〔中川・綾瀬川の歴史 - 国土交通省水管理・国土保全、2015年11月17日閲覧。〕。 小合溜井によって、東葛西領の50あまりの町村を潤す水源となったため、ここを「水元」と呼ぶようになった〔〔『角川日本地名大辞典』。〕。葛飾区側に水元公園、三郷市側にみさと公園がある。概ね東京都と埼玉県の県境を成しているが、県境の位置を巡って葛飾区と三郷市が対立し、県境未確定区域が存在する〔東京の領土問題? - 株式会社ヤマウラコンサルタント(土地活用ドットコム)、2015年11月15日閲覧。〕。水害防止として小合溜井に沿って桜土手(櫻堤)と称した土手が東京都側に設けられており、桜の開花期は花見の名所である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小合溜井」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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